2018年4月28日、新華網(wǎng)は、南北首脳會(huì)談が行われたことで、日本は焦っているとする記事を掲載した。

記事は、「南北首脳會(huì)談が行われている中、日本政府は27日、加藤勝信拉致問題擔(dān)當(dāng)大臣が5月3日に訪米すると発表した。また、河野太郎外務(wù)大臣も早期に米國(guó)と韓國(guó)を訪問する意向を示している」と伝えた。そのうえで「南北首脳會(huì)談、米朝首脳會(huì)談の日程において、日本はずっと部外者となることを心配している。政府高官が次々と訪問するのは焦りの表れだ」とした。

記事によると、加藤勝信拉致問題擔(dān)當(dāng)大臣は、5月3日から6日間米國(guó)を訪問し、ワシントンで國(guó)務(wù)院と安全委員會(huì)の高官と會(huì)談を行う。その際、拉致問題の解決に向けて米國(guó)の協(xié)力を要請(qǐng)するという。

また、加藤大臣はニューヨーク國(guó)連本部で北朝鮮の人権問題に関して講演する予定で、拉致被害者家族も出席するという。このほか、北朝鮮に拘束されていて解放後に死亡した米國(guó)人學(xué)生のオットー?ワームビアさんの両親とも面會(huì)する予定だという。

記事は、「拉致問題擔(dān)當(dāng)大臣だけでなく、日本政府は河野太郎外務(wù)大臣をできるだけ早く韓國(guó)と米國(guó)へ訪問させる意向だ」と紹介。共同通信が、河野大臣が5月2日にも訪韓し、韓國(guó)外交部の康京和長(zhǎng)官と會(huì)談して、南北首脳會(huì)談の具體的な狀況について理解したい考えだと伝えたことも紹介した。

そして河野大臣は、その後に訪米してポンペオ國(guó)務(wù)長(zhǎng)官と會(huì)談し、朝鮮半島の非核化実現(xiàn)のために、日米韓の協(xié)力を強(qiáng)化することを確認(rèn)したいのだという。しかし記事は、「河野大臣は4月11日にも韓國(guó)を訪問したばかりで、その時(shí)にも康京和外交部長(zhǎng)官、文在寅大統(tǒng)領(lǐng)と會(huì)談している」と指摘している。

記事は、「日本政府は北朝鮮と拉致問題について再び話し合うことを望んでいるが、北朝鮮は解決済みとの立場(chǎng)を崩していない」と指摘。朝鮮中央通信社が、日本は対北朝鮮政策を考え直すよう注意を促していることも伝えた。

また記事は、共同通信の報(bào)道を引用し、「南北首脳會(huì)談、そして米朝首脳會(huì)談が行われるという中で、日本と北朝鮮の交渉は停滯しており、日本政府は拉致問題について、南北首脳會(huì)談と米朝首脳會(huì)談の中で日本に代わって伝えてもらうことしかできない」と伝えた。（翻訳?編集/山中）