2012年3月14日、北京晨報は中國で橫行するプレミアム紙幣の取引について報じた。問題となっているプレミア紙幣は現(xiàn)在流通している第5代人民元である。

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多くの業(yè)者が取り扱っている紙幣は100元、50元、20元、10元、5元、1元の6種類で、數(shù)字が揃っているものや、中國で縁起がよいとされる8や7の數(shù)字に関連する紙幣にプレミアを付け販売している。

高いのもだと200?400倍以上の値が付けられている。さらに、業(yè)者は「全國限定1セット」や「オークションに出せば300萬元（約3900萬円）はくだらない」といった具合にプレミア価値を宣伝している。

この行き過ぎたプレミア紙幣に対して専門家は「現(xiàn)在は第3代もしくはそれ以前の紙幣が収集の主流で、第1、2代の貴重品は市場に出ることは稀なため、高額で取引されても不思議ではない?，F(xiàn)在流通している第5代人民元に収集の価値はない」と語った。

さらに、2005年の第5代人民元発行の折、中央銀行は発行番號や縁起の良い數(shù)字にプレミアを付け販売することを禁じると明言しており、中國の法律でもこのような業(yè)者の販売方法は違法にあたる。その上、一部の業(yè)者は高値で紙幣を販売するために紙幣番號を偽造している可能性もあるという。（翻訳?編集/內(nèi)山）