2018年4月29日、中國(guó)僑網(wǎng)は中國(guó)外交部が海外旅行で注意すべき事について発表したと伝えた。

記事は、3月22日にタイのプーケットで16人の中國(guó)人を乗せたバスが事故に遭い、4人が重傷を負(fù)ったことや、4月22日には北朝鮮で、34人の中國(guó)人を乗せたバスが事故に遭い、32人が死亡した事故などを紹介。近年、海外で中國(guó)人が事故に巻き込まれるケースが増えているとした。

そのため、中國(guó)外交部が海外旅行へ出かける中國(guó)人に対し、注意すべき事について発表した。記事は、「外交部のデータによると、2017年に海外で死亡した中國(guó)人は695人で、そのうち165人は交通事故による死亡だった。これは全體の23．7％を占めている。事故の多発地域では、最多が東南アジア諸國(guó)で83人が死亡、次いでオーストラリアで20人、日本が9人だった」と伝えた。

外交部は、「注意事項(xiàng)としてバスの運(yùn)転手に注意深くあること」を挙げている。疲労、速度超過(guò)、無(wú)理な日程、運(yùn)転中の電話、飲酒運(yùn)転、無(wú)免許運(yùn)転などが見(jiàn)られたら、直ちにガイドと話をして運(yùn)転を止めさせるべきだとしている。また、自分の身の安全を守るため、バスでのシートベルト著用や運(yùn)転手とおしゃべりをしないよう呼び掛けている。

また、「自分で車を運(yùn)転して旅行する場(chǎng)合、運(yùn)転手自身の問(wèn)題で事故になるケースが多い」と指摘。夜間の長(zhǎng)時(shí)間運(yùn)転や疲労?飲酒運(yùn)転、右ハンドル車の運(yùn)転に慣れていないこと、道路狀況をよく知らないことなどが原因になっているという。このほか、現(xiàn)地で使用できる免許証を準(zhǔn)備することや、レンタカーを利用するときは大手の會(huì)社を選び、保険や免責(zé)事項(xiàng)をよく確認(rèn)するよう勧めている。

他にも、出発前に現(xiàn)地の安全情報(bào)を確認(rèn)しておくことや、現(xiàn)地の道路狀況、交通ルールを調(diào)べておき、緊急事態(tài)に備えて警察や救急、現(xiàn)地領(lǐng)事館の連絡(luò)先を控えておき、適切な保険に加入するよう呼び掛けた。（翻訳?編集/山中）