1作品平均31億円の興行成績、中國がハリウッド映畫のドル箱に―中國メディア

Record China    2012年3月18日(日) 14時28分

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14日、中國など新興國がハリウッド映畫の興行収入の主力になりつつあるという。寫真は「パイレーツ?オブ?カリビアン/生命の泉」。

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2012年3月14日、法制晩報によると、中國がハリウッド映畫の興行収入の主力になりつつあるという。

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このほど封切られたディズニー映畫「ジョン?カーター」は制作費2億5000萬ドル(約208億円)をかけたハリウッド大作だが、北米では上映1週目の週末の興行成績がわずか3060萬ドル(約25億5000萬円)だった。米國本土で振るわないとはいえ、海外市場では軽く7600萬ドル(約63億4000萬円)を超える興行成績を上げている。中國で今月16日がら上映が始まると、海外興行成績は北米市場をしのぐ勢いでさらに伸びると見られている。

実際、最近のハリウッド映畫は海外市場への依存傾向が高まっている。2011年の興行成績をみると、上位4位中の3作品(「ハリーポッターと死の秘寶PART2」、「パイレーツ?オブ?カリビアン/生命の泉」、「カンフー?パンダ2」)は、海外での成績が全體の70%を占めている。さらに、そのほとんどが中國、ロシア、ブラジルなどの新興國からだ。ハリウッドの製作會社も近年になって、これらの新興映畫市場を最重視している。2011年、中國は21本のハリウッド映畫を買い付けた。これは中國で上映された映畫全體の12%にすぎないが、これによる興行収入は7億8000萬ドル(651億円)、1本當たり3714萬ドル(約31億円)に上り、日本の3.5倍、米國の2倍を超えた。

1998年、「タイタニック」が中國で3億6000萬元(約46億8000萬円)という興行記録を打ち立てた?!坝涘h”とはいうものの、當時の為替で換算すれば、中國での売り上げは世界全體のわずか2.4%にすぎなかった。2010年になり、「アバター」が中國で2億ドル(約167億円)以上の興行成績を上げ、米國に次いで世界第2の市場となった。中國が全世界の興行収入に占める割合は8%に上った。2011年、「トランスフォーマー/ダークサイド?ムーン」は中國で11億元(約143億円)を売り上げ、全世界興行収入の15%を占めるようになり、「カンフー?パンダ2」は6億元(約78億円)で14%、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」は2億2800萬元(約30億円)だったが17%を占めている。(翻訳?編集/渡邊英子)

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