2018年4月30日、フィリピンの首都マニラに設(shè)置された慰安婦像が撤去されたことについて、中國(guó)のネットユーザーからさまざまな反応が寄せられている。

マニラ市ロハス通りに設(shè)置されていた慰安婦像が、27日深夜に撤去された。市の當(dāng)局者は「政府が下水道の改良工事のため一時(shí)的に撤去した」と話しているというが、今年1月に自民黨議員がドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)と會(huì)談した際にこの問題が取り上げられた際に、大統(tǒng)領(lǐng)は「対処する」と述べていた。また、フィリピンの現(xiàn)地メディアも、今回の撤去について同大統(tǒng)領(lǐng)が支持するような姿勢(shì)を示していると報(bào)じており、日本に配慮した可能性も指摘されている。像は中國(guó)系団體の助言の下、政府機(jī)関であるフィリピン國(guó)家歴史委員會(huì)が昨年12月に設(shè)置していた。

中國(guó)中央テレビ（CCTV）が28日に中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）アカウントでこれを伝えると、ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。「日本の東南アジアでの影響力を小さく見積もってはいけない」「日本の東南アジアでのイメージは中國(guó)より良いから」といった聲や「日本が金を積んだのだろう。ドゥテルテは金を見ると目を見開くからな」といった聲が目立ち、さらに「原則のない國(guó)だ」とフィリピンを批判する聲も見られる。

その他、「フィリピンの“精日（精神日本人。自分のことを精神的には日本人であると考える人々）”がやったのか？」と最近中國(guó)で問題になっている精神日本人を持ち出すユーザーや、「中國(guó)に像はあるのか？」と自國(guó)について指摘するユーザーも見られた。（翻訳?編集/北田）