Record China 2018年5月4日(金) 9時(shí)20分
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1日、米華字メディアの多維新聞は、中國(guó)社會(huì)で暴力が氾濫している理由について分析する記事を掲載した。資料寫真。
2018年5月1日、米華字メディアの多維新聞は、中國(guó)社會(huì)で暴力が氾濫している理由について分析する記事を掲載した。
記事は、「最近中國(guó)社會(huì)では、大人が子どもに暴力を振るう事件が相次いでいる」と指摘。先日、四川省のバス車內(nèi)で騒いでいた男の子を注意した若い男性が、逆に挑発されたことに腹を立て、男の子を床に投げつけ、頭を何度も踏みつける事件が発生した。その時(shí)の様子を映した防犯カメラの映像は、ネット上で拡散し物議を醸した。
他にも、ここ最近同様の子どもに対する暴力事件が起きているが、いずれも「わんぱくな子ども」が関係しており、そうした子どもをどのように懲らしめるかが中國(guó)のネット上で大きな話題となっているという。
記事によると、中國(guó)のネット上では「子どもをきちんと教育しないから、ほかの人が教育することになる」という考えが多くの人の支持を得ているという。中國(guó)のQ&Aサイトでは、「わんぱくな子ども」に関する質(zhì)問(wèn)が4000件以上寄せられており、その回答には「7回連続ビンタ」など、暴力的な対応策を示した回答が多くの人の支持を得ているという。
記事は、「わんぱくな子どもを仮想敵と見なし、言うことを聞かない子どもを妖魔化するという狀況の中で、子どもを敵視する感情がますます高くなり、いわゆる『しつける』、『罰を與える』、『たたく』などが、一種の道徳的優(yōu)越感の上にある」と分析。「暴力で暴力を制することや、子どもを傷つけることが勝利や正義と見なされるようになっている」と指摘した。
一方で、記事は「中國(guó)の國(guó)営メディアはこの種の公序良俗に反する暴力行為を強(qiáng)く批判している」と紹介。「わんぱくな子どもに対する敵対感情をあおることは、まったく価値のないことであり、『好奇心』『遊び好き』『はしゃぐ』のは子どもの天性だ」とした。そして、「『暴力有理、反撃無(wú)罪』の名の下に、わんぱくな子どもは許せないという考えになってしまっている」と論じた。
記事は最後に、「これは1人の大人が、また成熟した社會(huì)が有しているべき寛容と我慢を完全に失ってしまうもので、どんな理屈をつけてもただの弱いものいじめに過(guò)ぎない」と指摘している。(翻訳?編集/山中)
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