2018年5月1日、米華字メディア多維新聞は、中國(guó)がドミニカ共和國(guó)と國(guó)交を結(jié)んだことについて、中國(guó)が臺(tái)灣を統(tǒng)一するための「必殺技」だとする中國(guó)メディアの見(jiàn)方を伝えた。

中國(guó)とドミニカ共和國(guó)は1日、互いに國(guó)交樹(shù)立を認(rèn)めるとする共同聲明に署名した。これに合わせてドミニカ共和國(guó)は臺(tái)灣（中華民國(guó)）との外交関係を斷絶した。中華人民共和國(guó)が國(guó)連における唯一の「中國(guó)代表」と認(rèn)められる直前の1969年には70あった中華民國(guó)と外交関係を持つ國(guó)は、50年足らずのうちに19にまで減ったことになる。

記事は、中國(guó)本土メディアが1日に発表した評(píng)論記事を紹介。「臺(tái)灣は中國(guó)とはますます別クラスの存在に成り下がっている。世界第2の経済大國(guó)、國(guó)連安保理の常任理事國(guó)である中國(guó)の発展ぶりを全世界が見(jiàn)てきた。中國(guó)と付き合うことで改革開(kāi)放のメリットを享受し、中國(guó)の発展に乗っかることが、もはや各國(guó)にとって大きな発展のチャンスになっているのだ」とした。

評(píng)論記事は一方で「蔡英文（ツァイ?インウェン）総統(tǒng)は就任後意図的に『1つの中國(guó)』の原則を確認(rèn)した『九二コンセンサス』を回避した。これにより2年足らずのうちにサントメ?プリンシペ、パナマ、ドミニカ共和國(guó)との外交関係を失った。今後ドミノ効果によってラテンアメリカ、カリブ地域の外交関係をさらに失い、臺(tái)灣の外交基盤(pán)に影響が出ることだろう」と指摘している。

そして「『九二コンセンサス』の基盤(pán)を失ったことで、臺(tái)灣を訪れる中國(guó)人観光客は2015年より減り続けており、成長(zhǎng)産業(yè)だった観光業(yè)は『慘業(yè)』に成り果てた。そして、臺(tái)灣の17年のGDPは中國(guó)の5％未満まで落ち込んだ。14億の中國(guó)人民に、統(tǒng)一以外のBプランは何一つない。蔡英文政権は、中國(guó)による統(tǒng)一の決心、意志、能力を明らかに見(jiàn)くびっていたのである」と論じた。（翻訳?編集/川尻）