2018年5月3日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、朝鮮半島問題における中國の存在が薄れているという論調(diào)に対して、中國國內(nèi)の専門家が「アンチテーゼだ」と反論したことを報(bào)じた。

中國の王毅（ワン?イー）外相が2日、中國外相による約11年ぶりの訪朝を?qū)g現(xiàn)した。記事は「王外相の訪朝は、朝鮮半島情勢が重要な時(shí)期に入るタイミングに合わせたものだ。日米韓などのメディアの心中はどうやら複雑なようで、中國が朝鮮半島の平和體制づくりで力を発揮し始めた、中朝関係が蜜月期に入った、米國へのけん制だといった見方から、中國が半島問題で隅に追いやられるのを恐れているという論調(diào)さえ出ている」とした。

そのうえで、遼寧社會科學(xué)院の朝鮮半島問題専門家?呂超（ルー?ジャオ）氏が「中國が朝鮮半島問題で隅に追いやられるというのは以前からアンチテーゼだった」としたことを紹介。呂氏は「中朝両國は友好的な隣國であり、黨、國、軍それぞれが良好な交流と協(xié)力関係を保っている。北朝鮮にとって中國は最も重要な隣國でありパートナーだ。朝鮮半島の平和、安定を促すうえで、中國は重要な安定裝置の役割を果たしてきた」と論じている。

記事はまた、英フィナンシャル?タイムズの2日付文章を引用。「中國が北朝鮮の核協(xié)議において隅に追いやられているという見方は淺薄だ。3月末に金正恩（キム?ジョンウン）氏が突如訪中したこと、中國の蕓術(shù)代表団が訪中したこと、そして王外相が訪朝したことが、北朝鮮の核協(xié)議というゲームにおいて中國が重要なプレーヤーであることを物語っている」とした。（翻訳?編集/川尻）