2018年5月3日、中國(guó)メディアの環(huán)球網(wǎng)は、「北朝鮮のミサイル脅威が突然なくなり、THAADは何の役に立つのか」とする記事を掲載した。

記事はまず、読者から「朝鮮半島情勢(shì)が大きく変化し、南北関係は一觸即発ではなくなった。昨年中韓関係に緊張をもたらした高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）の在韓米軍配備の進(jìn)展は現(xiàn)在、どのような狀況なのか。今後はどっちの方向に進(jìn)むのか」とする質(zhì)問(wèn)が寄せられたことを紹介した。

記事はそれに答える形で、THAAD配備をめぐる最新の狀況について説明した。

記事は、韓國(guó)紙?朝鮮日?qǐng)?bào)が先月、韓國(guó)軍報(bào)道官の話(huà)を引用し、「星州のTHAAD基地には6基の発射臺(tái)とレーダーが配備されているだけで、燃料発電機(jī)を用いて短期間の運(yùn)用を維持しているにすぎない」と伝えたことを紹介した。

さらに配備反対派の人々が、燃料など基地の運(yùn)営に必要な物品を運(yùn)ぶことができないよう、基地に向かう道路をふさぐなどしているため、米軍兵士は陸路での出入りができずヘリコプターを使用せざるを得ない狀況で、韓國(guó)國(guó)防部は先月中旬、基地の施設(shè)工事を終えるには3カ月ほどかかるとの見(jiàn)通しを示したことも紹介した。

その上で記事は、朝鮮日?qǐng)?bào)の報(bào)道を引用し、朝鮮半島情勢(shì)が緩和する中、在韓米軍からは、反対派の抗議に打つ手なしの韓國(guó)政府のTHAAD配備に対する本気度を疑う聲も出ていると伝えた。（翻訳?編集/柳川）