2018年5月1日、観察者網(wǎng)は、大勢(shì)の中國(guó)人が日本に押し寄せていることを日本人はどう思っているかについて分析する記事を掲載した。

記事は、「法務(wù)省の統(tǒng)計(jì)によると、昨年6月末の時(shí)點(diǎn)で、在日中國(guó)人は76萬(wàn)5844人に達(dá)したため、日本のどこでも中國(guó)人に會(huì)うことは珍しいことではなくなった」と紹介?！笇m崎県えびの市にある私立高校では、入學(xué)式で中國(guó)國(guó)歌を斉唱し、校長(zhǎng)が中國(guó)語(yǔ)でスピーチする。學(xué)校によると、今年4月に入學(xué)した中國(guó)人留學(xué)生は167人で、日本人は16人だけだった」と伝えた。

このように地方で中國(guó)人などの外國(guó)人留學(xué)生を積極的に受け入れているのは、「財(cái)政上のメリットがあるからだ」と記事は分析。人口に応じて地方交付稅が配分されるからなのだという。

しかし、増加し続ける中國(guó)人について日本人はどう思っているのかについて、記事は同志社大學(xué)の內(nèi)藤正典教授の意見(jiàn)を紹介。內(nèi)藤教授によると、「血統(tǒng)主義の民族観がドイツ人と日本人にはあり、外國(guó)人に接するときにこの観念が主観的な態(tài)度に影響する」のだという。

この點(diǎn)について記事は「簡(jiǎn)単に言うと、中國(guó)人の體の中には大和民族の血が流れていないので、いつまでたっても大和民族社會(huì)の一員とはなれないということだ」と解説。「こうした考えに基づき、日本人は中國(guó)人を同化させようとは考えておらず、『郷に入りては郷に従え』と要求されるときに、中國(guó)人が『同化させられる』と感じるにすぎない」と論じた。

そして、「中國(guó)人が『同化したくない』と考える時(shí)に矛盾が生じる」と記事は分析。「日本人は、日本の文化やルールに合わない行動(dòng)をする中國(guó)人を見(jiàn)て、悪いイメージを持つようになる」とし、実際にこのような行動(dòng)をする中國(guó)人が多いと指摘した。同時(shí)に、「中國(guó)人自身も血統(tǒng)主義の考えと強(qiáng)い文化習(xí)慣や伝統(tǒng)があるため、中國(guó)人で集まって住む傾向がある」と記事は分析している。

そのうえで、日本では増加し続ける外國(guó)人が「いかにして社會(huì)に溶け込み、日本社會(huì)と共生するか」が重要な問(wèn)題になっていると指摘?！付啶稳毡救摔贤鈬?guó)人に対して、理解の不足や排斥よりも恐怖を感じており、この恐怖が民族主義感情の高まりに火をつけている」と分析した。

記事は最後に、北海道に住む友人が、「中國(guó)や中國(guó)人が嫌いなわけではない。でも北海道の人口は減少していて、中國(guó)人が増加している。いつかここが中國(guó)の都市になってしまうのではないだろうか？そう考えると、故郷を守るためには、中國(guó)人を嫌いにならざるを得なくなる」と語(yǔ)ったことを紹介した。（翻訳?編集/山中）