2018年5月5日、韓國の製造業(yè)が「冬の時(shí)代」に突入したと主要紙が危機(jī)感を募らせている。今年3月の製造業(yè)稼働率が70．3％にとどまり、世界的な金融危機(jī)以降、9年ぶりの低水準(zhǔn)となったためで、「危機(jī)を直視すべき」と強(qiáng)調(diào)。政府に積極的な対策を講じるよう強(qiáng)く求めている。

朝鮮日?qǐng)?bào)によると、韓國統(tǒng)計(jì)庁が4月30日に発表した「3月の産業(yè)活動(dòng)動(dòng)向」で、製造業(yè)稼働率は前月を1．8ポイント下回る70．3％となり、世界的な金融危機(jī)で製造業(yè)景気が極度に冷え込んだ2009年3月（69．9％）以降で最低の水準(zhǔn)にまで低下した。倉庫に積み上がった在庫は急増し、製造業(yè)の在庫率は114．2％を記録。通貨危機(jī)當(dāng)時(shí)の1998年9月（122．9％）以降、20年ぶりの高水準(zhǔn)となった。

同紙は「世界経済は好況なのに不振の韓國製造業(yè)」との社説で「現(xiàn)在、韓國経済の最大の問題は政府の無策ではなく、むしろ余計(jì)なことをしている點(diǎn)だ」と非難?！附U済活動(dòng)は政府ではなく、企業(yè)が行うものだ。雇用も企業(yè)が創(chuàng)出する。ところが、政府は企業(yè)活動(dòng)を奨勵(lì)するのではなく、減退させる措置ばかり繰り出す」としている。

さらに「政府が成長(zhǎng)率を主導(dǎo)する時(shí)代は終わったというが、企業(yè)と企業(yè)経営者が活躍できる條件を整えるべきだ。トランプ、安倍、メルケル、マクロンなど世界の指導(dǎo)者が行っていることがまさにそれだ」と言及?！钢袊巍褐袊u造2025』、ドイツの『インダストリー4．0』などがその産物だ。世界がその方向に向かっている中、韓國政府は正反対の『所得主導(dǎo)成長(zhǎng)論』という時(shí)代遅れの左派理論を?qū)g験している。集票力がある勢(shì)力にばらまきを行うポピュリズム政治には変化が見えない」と疑問視している。

中央日?qǐng)?bào)も「製造業(yè)の危機(jī)を直視すべき」との社説を掲載?！竼栴}は製造業(yè)の沈滯が傾向的である點(diǎn)だ。製造業(yè)の稼働率が6年間低下している上、米國の利上げと通商戦爭(zhēng)、供給過剰など悪材料が続いている。半導(dǎo)體を除いて自動(dòng)車?造船?鉄鋼?石油化學(xué)などほとんどすべての製造業(yè)分野が構(gòu)造的危機(jī)を迎えている局面だ。半導(dǎo)體までも中國の猛追のため楽観できないという指摘が出ている」と述べた。

その上で「製造業(yè)の競(jìng)爭(zhēng)力を回復(fù)させるためには結(jié)局、基礎(chǔ)から見直す必要がある」と指摘?！笜?gòu)造改革で製造業(yè)の體質(zhì)を改善し、規(guī)制廃止を通じて企業(yè)の革新力量を高めなければいけない」と提言している。

しかし、「現(xiàn)実は正反対だ」として、「非正規(guī)職の正規(guī)職化、最低賃金の大幅引き上げ、勤労時(shí)間の短縮など企業(yè)に負(fù)擔(dān)を與える労働?分配政策はあふれ、まともな産業(yè)政策は見えない」と論難。「サービス?金融など非製造分野の比率が高まっているとはいえ、製造業(yè)は依然としてわれわれの産業(yè)の根幹だ。製造業(yè)の回復(fù)により一層、積極的な政策力量を注ぐ時(shí)だ」と主張している。（編集/日向）