2018年5月2日、米華字メディアの多維新聞は、9日に東京で行われる日中韓首脳會(huì)談について伝えた米紙ニューヨーク?タイムズの記事を紹介した。

記事は「來週、日本はホスト國(guó)として東京で中國(guó)と韓國(guó)の首脳と會(huì)談する。朝鮮半島の平和の見通しについて議論する猛烈な勢(shì)いの會(huì)合が続けられる」とし、東アジア情勢(shì)に詳しい専門家の見方を紹介した。

米イェール?ロー?スクールの上級(jí)研究員、ミラ?ラップ＝フーパー氏は、日中韓首脳會(huì)談について「安倍晉三首相が、米國(guó)の大統(tǒng)領(lǐng)との関係に依存しない形で、急速に変化する地域の中で自らの政治的地位を持ち直す絶好の機(jī)會(huì)となるだろう」との認(rèn)識(shí)を示した。同氏は「來週、東京で開催されるサミットに出席する3人のリーダーのうち、最近、國(guó)內(nèi)のスキャンダルの影響を受けている安倍首相は、最も國(guó)內(nèi)の支持を高めたい一人だろう」などと指摘した。

日本の政策シンクタンク、日本國(guó)際問題研究所のJ?バークシャー?ミラー氏は、「伝統(tǒng)的に、日本と中國(guó)が主導(dǎo)的立場(chǎng)にあり、韓國(guó)は2頭のクジラ（大國(guó)）の間にいるエビだ。だが南北首脳會(huì)談を受け、日本と中國(guó)の首脳は朝鮮半島で何が起きているのかを理解するため、積極的に文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)に接觸しようとしている。それは面白いシナリオの変化だ」と指摘。首脳會(huì)談での日本の課題は、こうした変化する外交において重要な役割を確立することができるかどうかだとの認(rèn)識(shí)を示した。

ワシントンに拠點(diǎn)を置く政治リスクコンサルタント企業(yè)、テネオ?インテリジェンスで日本政治を研究するトバイアス?ハリス氏は、「緊張の最大の原因は、日本がこのプロセスでどのような役割を果たすかだ」とし、「北朝鮮の後ろ盾である中國(guó)は北朝鮮を建設(shè)的な譲歩の方向に向かわせるかもしれない。韓國(guó)は北朝鮮を孤立から引き出し、北朝鮮の代わりに発言する役割を演じている。だがこうした中で、日本がどのような役割を演じるかははっきりしていない」と指摘。「日本は、北朝鮮が大陸間弾道ミサイルや將來の核実験を斷念することを受け入れる一方で、日本に打撃を與える短?中距離ミサイルを保有し続けるという取り決めにトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)が同意しないことを確実にするという、獨(dú)自の議題がある」とした。（翻訳?編集/柳川）