2018年5月2日、観察者網(wǎng)は中國(guó)の農(nóng)村部で違法なギャンブルが氾濫していると伝えた。

記事によると、ギャンブルは農(nóng)村部で制御されない狀況となっており、新たなタイプのギャンブルも流行していて、伝統(tǒng)的なギャンブルはほぼ公のギャンブルのようになっているのだという。

ギャンブルを大々的に行っている村では、見(jiàn)張りを立てて警戒しているようだ。中國(guó)西部の村のある村民は「普段あまり村にいないため、村人にとって私は新顔になったようだ。そのため、地下ギャンブル場(chǎng)の見(jiàn)張りに車を止められ、村に入れなかった」と語(yǔ)ったという。

記者は、この村の地下ギャンブル場(chǎng)を管理経営する男性との接觸に成功?！敢?jiàn)張りが車を止めるのはよくあることで、従わなければ暴力で応じる。そしてその後にギャンブル場(chǎng)の経営者が車の修理人被害者の治療費(fèi)を全て負(fù)擔(dān)する」と語(yǔ)った。見(jiàn)張りはトランシーバーを持っていて、異常があれば直ちにギャンブル場(chǎng)に連絡(luò)して逃げられるようにしているという。

こうした「地下ギャンブル場(chǎng)」は、人目を引かないよう毎日は行われず、場(chǎng)所も固定していないという。農(nóng)村には空き家が多いため場(chǎng)所には困らないという。地下ギャンブル場(chǎng)は10人ほどの人によって組織的に運(yùn)営されており、毎月10萬(wàn)元（約170萬(wàn)円）の「みかじめ料」を黒幕に支払っているので、警察の手入れはないのだという。

記事によると、こうした地下ギャンブル場(chǎng)のほか、ほぼ公にギャンブルをしている村もあるという。記者が舊正月の大みそかに、広西省武宣県尚文村へ行ったところ、メーン道路にある店の外では、多くのテーブルが置かれて高齢者から帰省した若者まで大勢(shì)の人がギャンブルに乗じていたと紹介。次の日には別の店でもギャンブルが行われていて、1時(shí)間で4萬(wàn)元（約70萬(wàn)円）負(fù)けたという人もいたという。

さらに、最近では「電子ギャンブルも流行している」と記事は紹介。これは若者の利用者が多いという。他にも「非合法な六合彩（日本のロト6のようなもの）」も流行しており、微信（WeChat）を通して気軽に購(gòu)入することができるため、農(nóng)村でも非常に流行しているという。

記事は最後に、「政府はギャンブル摘発に力を入れているが、完全に取り締まることはできていない。より広範(fàn)囲に、さらに上位の政府機(jī)関によって、もっと厳しい手段で取り締まり、公のギャンブル場(chǎng)所やネット販売拠點(diǎn)のみならず、地下ギャンブル場(chǎng)をも捜しだして取り締まるべきだ」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）