2012年3月20日、中國(guó)の女性公務(wù)員の採(cǎi)用にあたって実施される身體検査項(xiàng)目に、性器を詳しく調(diào)べる性病検査と詳細(xì)な月経記録の提出が含まれているため、「プライバシーの侵害であり、女性差別にあたる」として該當(dāng)検査項(xiàng)目の削除を求める聲があがっている。京華時(shí)報(bào)（電子版）が伝えた。

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公務(wù)員の採(cǎi)用基準(zhǔn)となる「公務(wù)員採(cǎi)用身體検査共通標(biāo)準(zhǔn)（試行）」では、心臓病や血液病、結(jié)核などの患者のほか、淋病や梅毒、HPV（ヒトパピローマウイルス）、HIV（エイズ）などの性病感染者も不合格とされており、詳しい検査が行われる。女性の志望者に対する身體検査では、この性病検査の他に初潮年齢や周期、経血量、継続期間、月経痛の有無、おりものの狀態(tài)など詳細(xì)な月経記録の提出も義務(wù)付けられている。

公的機(jī)関の北京益仁平センターは「性病は通常の接觸では他人に感染することはなく、公務(wù)員の正常な職務(wù)に影響を與えることはない」として、生殖器まで事細(xì)かに調(diào)べる現(xiàn)行の性病検査の必要性を疑問視。月経記録の提出も「プライバシーの侵害にあたるだけでなく、女性の人格や尊厳を傷つけ、間接的に女性を差別するものだ」と批判した。同センターは19日、人力資源?社會(huì)保障部と衛(wèi)生部、國(guó)家公務(wù)員局に対し、該當(dāng)検査項(xiàng)目の削除と修正を求める意見書を送っている。（翻訳?編集/本郷）