2012年3月19日、米CBSは、中國(guó)経済の成長(zhǎng)減速が、経済の回復(fù)段階にある米國(guó)を不安に陥れ、世界経済全體の衰退を引き起こす可能性があると説いた。20日付で環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

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中國(guó)の12年1月、2月の輸出高は、前年同期比6．8％の伸びにとどまった。11年第4四半期（10?12月）の前年同期比の成長(zhǎng)率14．2％と比較すると、明らかに減速していることがうかがえる。その原因は2つ。1つは、中國(guó)が08年の金融危機(jī)以降、世界経済の主要な推進(jìn)力になったこと。もう1つは、“世界最大の製造工場(chǎng)”が、手持ちの注文を徐々に消化し終えつつあることである。

金融危機(jī)前までは、中國(guó)の経済的な影響力は、主に消費(fèi)財(cái)の製造や、消費(fèi)財(cái)製造のための原材料へのニーズ、並びにこれら製品の輸出にあった。ところが、金融危機(jī)以降、中國(guó)の役割は大きく変化し、ブラジル、インド、ロシアなどの新興國(guó)とともに、世界経済の成長(zhǎng)を牽引するエンジン並びに世界経済の衰退を和らげる緩衝裝置となった。

しかし、ここに來(lái)て、不動(dòng)産、建築、鉄鋼などに明らかな失速があらわれているだけでなく、その他の産業(yè)も含めて、中國(guó)経済は成長(zhǎng)減速の危機(jī)に直面している。

米國(guó)にとって、中國(guó)経済の失速は、エネルギーを含めた原材料などに対する中國(guó)のニーズが低下することにより、石油価格の下落などにつながるという恩恵もあるが、その一方で、天然ガスなどを含めた米國(guó)からの輸出品に対する中國(guó)のニーズが減少する可能性が高いという損失も挙げられる。

結(jié)局、中國(guó)経済の減速は、米國(guó)を不安に陥れることになる。なぜなら、中國(guó)経済の不振は、世界全體の様々な分野の需要を減らすことにつながり、世界全體を衰退へと導(dǎo)き、ひいては回復(fù)段階にある米國(guó)経済を破壊する可能性さえあるからである。（翻訳?編集/HA）