2018年5月4日、中國新聞網(wǎng)によると、中國ではマラソンをはじめとする各種市民スポーツイベントが盛んに行われるようになる一方で、不正など秩序の亂れも頻発していることから、國家體育総局は大會主催者の信用記録制度を?qū)g施する。

2014年12月に國務(wù)院が「スポーツ産業(yè)の発展とスポーツ消費の促進を加速することに関する意見」を出して以降、各地のスポーツイベントは雨後のたけのこのごとく急増した。マラソンだけでも昨年中國で開催された參加者800人以上のイベント數(shù)は約1100回に達している。マラソンだけでなく、サッカー、バスケ、卓球、ビリヤードなどの商業(yè)イベントも顕著に増加している。

スポーツイベントが盛んになる一方で、不正や秩序の亂れも看過できない狀況になっている。最近では多くのマラソン大會で替え玉ランナーや非正規(guī)のゼッケン取得といった混亂が生じているほか、アマチュア選手の興奮剤使用が発覚するケースさえあった。

このほど同局が打ち出した「スポーツイベントの監(jiān)督管理をさらに強化することに関する意見」で、同局の各機関や全國の各競技協(xié)會によるイベント開催中、開催後の監(jiān)督管理を強化し、イベント運営に関する信用管理規(guī)定を制定して各種イベント主催者の信用情報を記録し、信用を失した主催者に対するペナルティーを強化することが求められた。

また、參加者、審判、ボランティア、イベント運営者を含む関係者の興奮剤使用、レースの操作や替え玉などの不正行為を厳禁するとともに、運営レベルが低い、社會的なメリットが少ない、安全性に問題があるといった大會運営機関に対して、ブラックリストへの記録と社會への公開を行うことができる。（翻訳?編集/川尻）