2018年5月5日、観察者網(wǎng)によると、中國映畫市場(chǎng)の急速な拡大を受け、日本の映畫界が合作映畫の製作を通したシェア獲得を狙っている。

中國映畫市場(chǎng)は17年、興行収入が日本の4倍にあたる前年比13．5％増の559億元（約9580億円）に達(dá)した。9日に予定されている日中首脳會(huì)談では、映畫合作の推進(jìn)についても話し合われる見通しだ。日本は中國の巨大市場(chǎng)進(jìn)出に本腰を入れる。

臺(tái)灣を拠點(diǎn)に活動(dòng)する日本人女優(yōu)、池端レイナは4月16日、北京で開かれたイベント「北京?日本映畫週間」に出席。中國への進(jìn)出を表明し「中國映畫市場(chǎng)はとても大きく、今後合作映畫も増えるだろう。中國の俳優(yōu)と共演もしてみたい」と語った。

中國映畫市場(chǎng)は10年以降、おおむね10％のペースで拡大している。20年には世界最大の700億元（約1兆2000億円）規(guī)模に達(dá)する見通しだ。これに対し、日本の映畫市場(chǎng)は約2000億円前後で推移するにとどまっている。北京大學(xué)の専門家は「日本のアニメーションを通じ、日本人と同様の価値観を持つ中國人が増えている。日本映畫が受け入れられる土壌はある」と話している。（翻訳?編集/大宮）