2012年3月22日、中國(guó)青年報(bào)によると、中國(guó)で方言を話す若者が減少している。このため政府は國(guó)內(nèi)各地の方言や少數(shù)民族の言語(yǔ)を記録する有聲データベースの作成に著手。江蘇省ではすでに試験的データベースが完成しているという。

【その他の寫真】

中國(guó)青年報(bào)社會(huì)調(diào)査センターが民意中國(guó)網(wǎng)と新浪網(wǎng)を通じて実施したインターネット調(diào)査によると、回答者1045人のうち95．9％が「方言を話すことを嫌がる若者が身近にいる」と答えた。また37．1％が「自分の周りでは純粋な方言を話せる若者が少なくなっている」と感じている?；卮鹫撙韦Δ?1．1％が1980年代生まれの若者で、40、1％が1970年代生まれ?！溉粘５膜朔窖预蛟挙筏皮い搿工韦?9．0％、「時(shí)々方言を話す」が47．0％、「方言を話すことはあまりない」が3．8％、「方言を話したことがない」が8．2％、「方言を全く話せない」が2％だった。

若者が方言を話さなくなった理由については、彼らが「方言は田舎くさい（63．9％）」「方言はカッコ悪い（50．9％）」と感じていることや、「授業(yè)や受験、就職に必要なのは普通話（標(biāo)準(zhǔn)語(yǔ)）」という現(xiàn)実が挙げられる。また、過去に中國(guó)政府が大々的に提唱した普通話普及キャンペーンの影響で「標(biāo)準(zhǔn)語(yǔ)を話す人間は知的で、方言を話す人間は無教養(yǎng)」といった観念が社會(huì)全體に浸透していったことも理由の1つだ。このため、多くの學(xué)者たちは「方言の消失は地方文化や少數(shù)民族文化の衰退につながる」として、各地方の民謡、劇、口頭伝承文學(xué)などの記録や、科學(xué)的な方言調(diào)査の実施、學(xué)校での方言教育の導(dǎo)入などの必要性を指摘。政府に対し、國(guó)家的規(guī)模での方言の保護(hù)を強(qiáng)く求めている。（翻訳?編集/本郷）