2012年3月23日、クレヨンしんちゃん（中國(guó)名は蝋筆小新）の商標(biāo)所有者である雙葉社が中國(guó)企業(yè)3社を相手に賠償金約106萬(wàn)元（約1378萬(wàn)円）の支払いなどを求めた著作権侵害訴訟事件の一審判決が上海第一中級(jí)人民法院で言い渡された。判決は、被告の1社である上海恩嘉経貿(mào)発展有限公司に対し、雙葉社への30萬(wàn)元（約390萬(wàn)円）の賠償と権利侵害の停止を命じた。中國(guó)新聞社が伝えた。

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原告?雙葉社によると、同社は92年、「クレヨンしんちゃん」の獨(dú)占的?排他的著作物利用権を獲得し、04年1月から中國(guó)本土で「クレヨンしんちゃん」の漫畫やアニメ、関連商品の販売など一連の営業(yè)活動(dòng)を展開してきた。これに対し、上海恩嘉経貿(mào)発展有限公司、広州市誠(chéng)益眼睛有限公司、江蘇響水県世福経済発展有限公司の3社が海賊版製品の生産などにより原告の権利を侵害したため、雙葉社は3社を相手取り、権利侵害の停止と総額約106萬(wàn)元の損害賠償を求めて提訴した。

上海第一中級(jí)人民法院は「クレヨンしんちゃんのキャラクターやロゴはオリジナル性を有しており、中國(guó)著作権法の保護(hù)を受ける蕓術(shù)作品。上海恩嘉経貿(mào)発展有限公司は著作権を侵害しており、相応の侵害責(zé)任を負(fù)うべきである」とし、30萬(wàn)元の賠償と権利侵害の停止を命じた。

これに対し、上海恩嘉経貿(mào)発展有限公司は「本件は著作権侵害の爭(zhēng)いではなく、商標(biāo)権と著作権に関する爭(zhēng)いである。當(dāng)社は登録した商標(biāo)を合法的に使用しており、當(dāng)社の行為は商標(biāo)権の正當(dāng)な使用に屬する」と反論している。また、他の被告2社、広州市誠(chéng)益眼睛有限公司と江蘇響水県世福経済発展有限公司も「文字と図案を合法的に商標(biāo)登録しており、著作権侵害には當(dāng)たらない」としている。（翻訳?編集/HA）