2018年5月7日、米華字メディア?多維新聞は、「臺(tái)灣版靖國(guó)神社」で新たに臺(tái)灣人神職が誕生したことについて「中臺(tái)の民間対立を引き起こす」と報(bào)じた。

記事は「臺(tái)灣にある高士神社は1939年の皇民化運(yùn)動(dòng)によって設(shè)置され、天照大神が祭られた」と紹介?！笐獒釒工丹欷郡?、2015年になって日本李登輝友の會(huì)メンバーである佐藤健一氏による援助を受けて再建され、佐藤氏が祭祀主宰者を務(wù)めて招魂祭が行われた。そして今年5月5日の例大祭では、臺(tái)灣人の黃俊瑜（ホアン?ジュンユー）氏が初めて祭祀主宰者を務(wù)めた。黃氏は中學(xué)の頃から日本の神職に憧れ、ネットで連絡(luò)を取った佐藤氏を養(yǎng)父として佐藤冬木という名を得た後、その望みをかなえた」と解説した。

その上で、「同神社は『臺(tái)灣版の靖國(guó)神社』と稱(chēng)されている」とし、「佐藤氏と『友の會(huì)』の目的は、この神社を再建して日本の軍國(guó)主義を美化することだ」と主張?！更S氏は誤った歴史認(rèn)識(shí)を持つ『精神日本人』ゆえに彼らのコマにされた。また、臺(tái)灣人として民進(jìn)黨系メディアによって大いに宣伝され、臺(tái)灣には多くの『皇民の末裔』や『精神日本人』がいるというステレオタイプが形作られたことで、中臺(tái)間の民間対立をも引き起こしている」と論じた。

そして、「同神社のニュースが伝わると、中國(guó)本土のネット上では強(qiáng)い民族感情による反発が起きた。一方で、特殊な事例を一般化するメディアの効果によって中臺(tái)間のアイデンティティに大きなダメージを與えており、中臺(tái)の分裂をもくろむ臺(tái)灣獨(dú)立勢(shì)力や日本の右翼の思うつぼとなっている。中臺(tái)雙方の市民は、慎重に向き合うことが必要だ」としている。（翻訳?編集/川尻）