Record China 2018年5月9日(水) 0時(shí)20分
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中國(guó)メディアは7日、1999年5月の同日に米軍爆撃機(jī)がベオグラードにあった中國(guó)大使館を爆撃し、30人近くの死傷者を出した事件について「誤爆ではない。故意だ」として米國(guó)を強(qiáng)く非難する記事を掲載した。資料寫真。
中國(guó)では7日、複數(shù)のメディアが1999年5月の同日に米軍のB?2爆撃機(jī)がベオグラードにあった當(dāng)時(shí)の中國(guó)駐ユーゴスラビア大使館を爆撃し、30人近い死傷者を出した事件について「誤爆ではない。故意だ」として米國(guó)を強(qiáng)く非難する記事を掲載した。
ユーゴスラビアは東歐のバルカン半島にあった多民族連邦國(guó)家。91年のソ連崩壊の影響で不安定になり、セルビア系住民による「民族浄化」など大量虐殺も発生した。
そのため、米軍を主力とする北大西洋條約機(jī)構(gòu)(NATO)が、ユーゴスラビアを構(gòu)成する國(guó)の一つだったセルビアの軍事施設(shè)などを爆撃。91年5月7日には米軍のB?2爆撃機(jī)がベオグラードにあった中國(guó)大使館を爆撃。館內(nèi)にいた3人が死亡し、20人以上が負(fù)傷した。
米國(guó)は「誤爆だった」として謝罪したが中國(guó)は認(rèn)めず、両國(guó)の緊張が高まった。北京ではマクドナルド店舗の襲撃も伴う反米デモなどが発生した。
その後、中國(guó)政府は「故意の爆撃」の主張を維持しつつも、米國(guó)との緊張緩和を選択し、米國(guó)非難をあえて減らしていった。しかし、習(xí)近平(シー?ジンピン)國(guó)家主席が2016年にセルビア?ベオグラードを訪問した際に、真っ先に中國(guó)大使館跡を訪れ犠牲者の追悼式を行ったことなどで、中國(guó)では大使館爆撃に対する関心が改めて高まった。
中國(guó)の複數(shù)メディアは爆撃から19年目となる7日、當(dāng)時(shí)大使館にいたという記者の記事を掲載。記事は「NATOは誤爆だったと弁解。しかし多くの証拠がこの爆撃が故意だったことを示している。B?2の中國(guó)大使館爆撃は、赤裸々な戦爭(zhēng)犯罪だ」と主張した。
記事はさらに、當(dāng)時(shí)の大使館內(nèi)の凄慘な狀況を克明に紹介。破壊された大使館の寫真や犠牲になった3人の遺影も掲載した上で、「この事件は中國(guó)人を徹底的に目覚めさせた。尊重を勝ち取るためには、自らの拳を硬くせねばならない」と、米國(guó)などに対抗するためには自國(guó)の軍事力強(qiáng)化が必要と主張した。
中國(guó)では、複數(shù)のメディアが同一の記事を掲載することが珍しくない。同記事は環(huán)球網(wǎng)、新浪網(wǎng)、捜狐、東方頭條など、多くのメディアが掲載した。
新浪網(wǎng)は、転載した記事に「あの時(shí)に始まり、われわれは世界の前列に建つ軍事力を目標(biāo)にした」と主張する文章を追加?!笌锥趣猡螑u辱の後、われわれは歴史上最大の裝備転換を開始した。國(guó)産のJ?10(殲?10)戦闘機(jī)、J?11の換裝、J?31の登場(chǎng)、J―20、Y?20輸送機(jī)の就役などだ」などと紹介。さらに、空母やミサイル、新型駆逐艦の出現(xiàn)も挙げて「この種の能力に対しては、NATOに加わるいかなる海軍も、歩みを止めて改めて考えを巡らすことになる」と主張した。(翻訳?編集/如月隼人)
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