長春の偽満皇宮博物院博物館、「ハバロフスク裁判の音聲記録」を収蔵

「ハバロフスク裁判の音聲記録」放送現(xiàn)場（撮影：張瑤）

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長春にある偽満皇宮博物院は7日、ロシア國立録音公文書館が収集した「ハバロフスク裁判の音聲記録」を正式に収蔵した。これにより、偽満皇宮博物院は日本のNHKに続き、同裁判に関する完全な音聲資料を所蔵する世界で2番目の機(jī)関となった。この録音資料は、日本が第二次世界大戦中に國際公約に違反して細(xì)菌兵器をひそかに開発?使用した犯罪の実態(tài)を暴き出している。中國新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

ソ連は、1949年12月25日から29日まで、極東部の都市ハバロフスクに特別軍事法廷（浜海軍區(qū)軍事法廷）を設(shè)け、細(xì)菌戦に関わる罪を犯した日本人將兵12人に対する公判を行った。この裁判は、第二次大戦後ひいては人類史上初めての、細(xì)菌戦犯罪に対する國際大型裁判となり、細(xì)菌戦犯罪に対する公判の先駆けとなった。

今回偽満皇宮博物院に収蔵された「ハバロフスク裁判の音聲記録」は、収録時(shí)間22時(shí)間5分57秒、「細(xì)菌兵器を開発?使用した舊日本軍の元將兵」に対する裁判の全過程が記録された音聲資料であり、元將兵とは、具體的には舊日本軍満州第731部隊(duì)と第100部隊(duì)の隊(duì)員のことを示している。

偽満皇宮博物院の王志強(qiáng)院長に「ハバロフスク裁判の音聲記録」資料と裁判の寫真を渡す湖南紅色記憶文化基金會(huì)の曹耘山理事長(寫真右、撮影?張瑤）。

この音聲資料は、湖南紅色記憶文化基金會(huì)、中國侵略日本軍第731部隊(duì)罪証陳列館、偽満皇宮博物院が共同で、國を跨いでロシア國立録音公文書館から収集した資料だ。

日本による中國侵略戦爭中、長春に駐留していた舊日本軍満州第100部隊(duì)は、日本による細(xì)菌戦の中心部隊(duì)の一つであり、動(dòng)物、植物及び人畜に共用可能な細(xì)菌兵器を主に開発?製造していた。1945年8月に日本が敗戦すると、第100部隊(duì)は自ら全ての研究施設(shè)を破壊し、あらゆる書類を焼卻処分し、隊(duì)員は日本に撤収したため、歴史の真実は長期にわたり闇に葬られてきた。

偽満皇宮博物院の王志強(qiáng)院長は、「舊日本軍満州第100部隊(duì)に関する研究は、まだ初期段階にある。我々は社會(huì)各界と協(xié)力し、これまで見過ごされてきた歴史を念入りかつ正確に、世の人々に知らしめたい」と話した。

偽満皇宮博物院は、今回収蔵した「ハバロフスク裁判の音聲記録」を編集?整理した後、「中國侵略日本軍第100部隊(duì)特別展」の重要展示資料として、社會(huì)に公開する計(jì)畫という。また、同資料は偽満皇宮博物院學(xué)術(shù)資料データベースにも組み入れられる。（編集KM）