2012年3月25日、中國(guó)?北京市で寶くじ購(gòu)入者に関しての討論會(huì)が開(kāi)かれ、寶くじの購(gòu)入中毒者について話し合われた。京華時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

北京師範(fàn)大學(xué)中國(guó)寶くじ研究センターの調(diào)査によると、現(xiàn)在中國(guó)寶くじ購(gòu)入者は2億人を超えた。そのうち中毒者は700萬(wàn)人いるとされ、重癥者は43萬(wàn)人に達(dá)するという。いわゆる中毒者というのは、購(gòu)入をやめられず、買(mǎi)わないと落ち著かないなどと、すでに自分でコントロールできなくなっている人をいう。

その多くは18?45歳で、高卒と大卒の學(xué)歴を持つ。また中毒者の月収は1500?3000元（約2?4萬(wàn)円）の人が大半を占め、自分の社會(huì)的地位を中より下とみる人がほとんどだということが分かった。さらに男性の方が中毒になりやすいという。

専門(mén)家はこうした中毒者が社會(huì)全體にも影響を及ぼすとみている。寶くじを購(gòu)入するために、公費(fèi)橫領(lǐng)や竊盜をする恐れもあり、寶くじにのめりこみ過(guò)ぎた結(jié)果、破産する人も出てくると懸念している。そのため、寶くじ中毒者の問(wèn)題を社會(huì)全體の問(wèn)題ととらえ、政府関連部門(mén)と寶くじ発行機(jī)関は重視する必要があると指摘している。

また政府関係者の中でも、寶くじの多様化や當(dāng)選金額の値上がり及び発行規(guī)模の拡大が中毒者を出している原因の一つととらえており、これらの中毒者に対し國(guó)は、寶くじの発行規(guī)模をコントロールし、寶くじの透明性と信用性を向上させるべきだと話す人もいる。さらに、當(dāng)選金の未引き換え金などを基に中毒者の救済機(jī)関を設(shè)立し、中毒者の研究や救済に當(dāng)てるべきだと語(yǔ)った。

中毒者の問(wèn)題についてはすでに寶くじ発行機(jī)関などが対応策の研究を始めたという。（翻訳?編集/內(nèi)山）