アジア太平洋地域の各國の実力、日本3位、中國は2030年までに米國を追い抜く―豪シンクタンク

Record China    2018年5月10日(木) 7時20分

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9日、オーストラリアのシンクタンク、ローウィー研究所はこのほど、中國が2030年までに米國を追い抜いてアジアで最も強力な國になるとの見通しを示した。資料寫真。

2018年5月9日、中國紙?環(huán)球時報は、オーストラリアのシンクタンク、ローウィー研究所がこのほど、中國が2030年までに米國を追い抜いてアジアで最も強力な國になるとの見通しを示したことを伝えた。

同研究所は8日、日本や米國、中國などを含むアジア太平洋地域の25カ國?地域が持つ力を8分野にわたって100點満點で評価した「アジアパワーインデックス」を発表した。

それによると、総合力トップは米國の85.0點で、「経済資源」「軍事力」「社會弾力性」「防衛(wèi)ネットワーク」「文化的影響力」の5分野で首位となった。中國は総合力(75.5點)では2位となり、「將來のトレンド」「外交影響力」「経済関係」の3分野では首位となった。総合力3位は日本(42.1點)、4位はインド(41.5點)。

一方、最下位はネパール(3.1點)で、ラオス(4.8點)、モンゴル(5.0點)、カンボジア(6.1點)と続いた。

同研究所のアジアパワーインデックスプロジェクトの研究員、エルベ?レマヒエウ氏は「中國と米國のどちらも課題に直面している」と指摘する。同氏によると、米國の「アキレス腱」は経済関係で、「トランプ政権は中國との競爭の中で各分野での優(yōu)位性を弱體化させている」とした。

中國については「2030年までにアジアで最も強力な國家としての地位を占めることになるが、そのような栄譽は容易ではない」とし、30年までに就労年齢人口が4200萬人減少すると見込まれている高齢化問題や、日本やインドとの國境?領(lǐng)海紛爭、エネルギーの輸入依存などを挙げた。(翻訳?編集/柳川)

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