太原衛(wèi)星発射センターは9日2時28分、「長征4號丙」ロケットを使い「高分5號」衛(wèi)星を打ち上げた。同衛(wèi)星は世界初の大気?陸地総合観測が可能なフルスペクトル?高分解能衛(wèi)星となる。新華網(wǎng)が伝えた。

専門家によると、同衛(wèi)星はスペクトル領(lǐng)域が広く、スペクトル分解能が高く、紫外線から長波赤外線のハイスペクトル観測を可能にしている。なかでも可視光?短波赤外線ハイスペクトルカメラの可視光スペクトル分解能は5ナノメートルで、1枚の紙の厚さの1萬分の1に相當(dāng)する。同衛(wèi)星は観測手段が豊富で、ハイスペクトル?マルチスペクトル地球イメージング?観測、多角度観測などの手段を備えた中國で観測手段が最も多い光學(xué)リモートセンシング衛(wèi)星となる。

高分5號はさらに、中國國産衛(wèi)星では一定エリアの大気汚染ガスを効果的に探査できなかったという空白を補(bǔ)うことになり、大気汚染ガスや溫室効果ガス、煙霧質(zhì)などの物理的要素を観測し、中國の大気汚染狀況を動的に反映する。また、同衛(wèi)星は內(nèi)陸部の水、陸地の生態(tài)環(huán)境、変質(zhì)した鉱物、巖石?鉱物の探査が可能だ。中國の環(huán)境観測、資源調(diào)査、防災(zāi)?減災(zāi)などの業(yè)界に、高品質(zhì)で信頼性の高いハイスペクトルデータを提供する。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF）