2012年3月23日、楊子晩報(bào)によると、心肺機(jī)能が高いほど死亡リスクが低下することは誰(shuí)でも知っているだろうが、筋肉の力も死亡リスクと関係することはあまり知られていない。英國(guó)の科學(xué)者はこのほど、筋肉の力が弱い人の死亡リスクはそれが強(qiáng)い人よりも2倍近く高く、筋肉の力が1キロ増すたびに、死亡リスクは3％低下することを突き止めた。つまり簡(jiǎn)単に言うと、力が強(qiáng)い人ほど長(zhǎng)命で、ひ弱な人ほど短命なのだ。人民網(wǎng)日本語(yǔ)版が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

実際にはこの原理はいたって簡(jiǎn)単。力を強(qiáng)くしたければ、定期的に筋肉を鍛える。その運(yùn)動(dòng)によって、骨や関節(jié)の構(gòu)造が改善され、老化予防につながるのだ。また、人體で糖（グリコーゲン）を最も多く貯蓄する筋肉を鍛えると、糖の働きを高め、筋肉のインスリンに対する反応を敏感にする。筋肉が、インスリンに対して反応が良いと、多くのカロリー（グルコース）は筋肉に蓄えられ、反応が悪いと、多くのカロリーは脂肪に蓄えられる。さらに、血管や心臓の筋肉も鍛えることができる。このように、科學(xué)的な運(yùn)動(dòng)により、年配の人に多く見(jiàn)られる糖尿病や高血圧、動(dòng)脈硬化などの慢性疾患の予防や治療につながる。

筋肉トレーニングはさらに骨粗しょう癥などの予防にも効果的。骨粗しょう癥などは通常、ビタミンを補(bǔ)うことで予防できると考えられているが、米國(guó)で7年かけて、3萬(wàn)6828人の中年?年配の人を?qū)澫螭藢g施された研究では、カルシウム剤やビタミンDを服用しても、骨粗しょう癥の治療にはほとんど効果がなく、骨折に至っては全く予防効果がないことが実証されている。それだけでなく、逆に腎臓結(jié)石のリスクを高めてしまう。つまり、骨粗しょう癥の予防には、筋肉トレーニングが不可欠で、それと共に日中太陽(yáng)に當(dāng)たる時(shí)間を長(zhǎng)くしたり、カルシウムを補(bǔ)給したりすると、トレーニングの効果を最大限にすることができる。

さらに、筋肉トレーニングは脂肪を燃焼させる効果的な方法で、體重増加の抑制にもつながる。また年配の人は筋肉の力を取り戻し、老化を遅らせ、活力を保つのにも役立つ。

専門(mén)家は、年配の人は運(yùn)動(dòng)する時(shí)、十分に長(zhǎng)い時(shí)間をかけて呼吸?循環(huán)器系機(jī)能を刺激する「有酸素運(yùn)動(dòng)」も合わせて行うようアドバイスする。「有酸素運(yùn)動(dòng)」は筋肉トレーニングと一緒に行ってもいいし、別々に行ってもいい。（編集/TF）