2018年5月10日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、ベトナムの観光地ニャチャンで発生した中國人観光客と現(xiàn)地店員との毆り合いについて、現(xiàn)地の警察當(dāng)局が「原因は店側(cè)にある」との捜査結(jié)果を示したと報(bào)じた。

現(xiàn)地メディアの報(bào)道によると、6日夜に中國人旅行客の団體が、ニャチャンにある海鮮レストランで食事後、支払いの際に店側(cè)と口論となり、毆り合いに発展した。請(qǐng)求された金額が高額で、事前に約束されていた割引もされていなかったことに客側(cè)が腹を立てて代金の支払いを拒んだことが発端とみられたが、レストランの店主は斷固として「ぼったくり」を認(rèn)めず、最終的には警察が仲介に入り、客が請(qǐng)求額よりも2割少ない金額をレストラン側(cè)に支払うことで妥結(jié)した。

ニャチャン市の公安局長が取材に対して「関係者からの事情聴取と現(xiàn)場(chǎng)検証の結(jié)果、騒ぎを起こした責(zé)任はベトナム國民側(cè)にあることが明らかになった」とコメントしたことを紹介。ニャチャンがあるカインホア省観光局の副局長は「トラブルは夕方の観光客が密集する場(chǎng)所で起き、多くの人がその様子を撮影してSNS上に掲載した。ニャチャンのイメージを大きく損なうトラブルだ」とコメントしたという。

ベトナム國家統(tǒng)計(jì)局によると、今年第1四半期にニャチャンを訪れた外國人観光客のべ75萬人のうち、約46萬5000人が中國人観光客だった。記事は、「大勢(shì)の中國人観光客は現(xiàn)地の観光業(yè)の発展をもたらす一方で各種の社會(huì)問題を生んでいる」と指摘。これまでにも中國人観光客と現(xiàn)地の商業(yè)者、住民とのトラブルはたびたび発生しており、2016年にはニャチャン空港でチップの支払いを拒否した中國人観光客が入國管理官から嫌がらせを受け、中國大使館が介入するトラブルが起きたことを紹介している。（翻訳?編集/川尻）