2012年3月27日、臺(tái)灣映畫「セデック?バレ」のウェイ?ダーション（魏徳聖）監(jiān)督が、中國(guó)?重慶市で自著のサイン會(huì)を開催。映畫制作にあたって、F4のジェリー?イェン（言承旭）や人気アーティストのジェイ?チョウ（周杰倫）らが水面下で援助をしてくれたエピソードを語(yǔ)った。南方網(wǎng)が伝えた。

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昨年の話題映畫「セデック?バレ」は、1930年代の臺(tái)灣中部を舞臺(tái)に、原住民による抗日蜂起「霧社事件」を描いた作品。資金不足から撮影中斷も伝えられ、出演者の1人であるビビアン?スーによる金銭援助も話題になった。実はこれ以外にも、ドラマ「流星花園?花より男子?」で知られるF4のジェリー?イェンや、人気アーティストのジェイ?チョウら、多くの人の協(xié)力を得て、完成に漕ぎつけたという。

スタッフにも報(bào)酬を支払えず、「なぜ撮影開始に踏み切ってしまったのか、後悔した時(shí)期もある」と話すウェイ監(jiān)督。資金を貸してくれる人を探し、知人を介してジェリーやジェイにも連絡(luò)したところ、それぞれ1000萬(wàn)臺(tái)灣ドル（約2800萬(wàn)円）を超える大金を、相談した翌日には屆けてくれたという。特にジェリーとは過去に面識(shí)もなく、彼の男気には感謝の気持ちでいっぱいだと語(yǔ)っていた。

「セデック?バレ」の臺(tái)灣公開版は前後編の2部作で、製作費(fèi)は7億臺(tái)灣ドル（約20億円）。臺(tái)灣での興行収入は1．5億臺(tái)灣ドル（約4億2000萬(wàn)円）で、まだ製作コストを回収できていないが、今後は海外で続々と公開される。続く最新作が“臺(tái)灣3部作”の3作目となる。前作の「海角七號(hào)/君想う、國(guó)境の南（08年）」と今作では日本が題材に取り上げられたが、3作目ではオランダから來(lái)た海賊を描く作品になるという。（翻訳?編集/Mathilda）