2012年3月22日、國際結(jié)婚した中國人と日本人のカップルで、中國人の妻が日本人の夫から暴力を受けるケースは珍しくない。関連統(tǒng)計データによると、日本人男性と結(jié)婚した後、家庭內(nèi)暴力（DV）によって被害を受ける中國人女性はかなりの數(shù)に上る。21日付の日本華字紙?日本新華僑報網(wǎng)に掲載された蔣豊（ジアン?フォン）編集長によるコラムは、「甘い家庭生活を夢見て日本にやってきた中國人女性は、なぜ日本人夫から暴力を受けるのか」をテーマに、経済面での依存、文化面での衝突、法律面での不利が、その主な原因ではないかと指摘している。人民網(wǎng)日本語版が伝えた。

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コラムの主な內(nèi)容は以下の通り。

中國人妻の整頓した部屋に日本人夫は満足しなかった。そんな理由だけで、妻は9時間も手足を縛られて拘束され、不幸にも死亡した―東京で先日、このような死亡事件が発生し、多くの中國人女性が日本でDVの被害者となっている悲慘な現(xiàn)狀の一例が露呈された。

日中の國際結(jié)婚カップルで、中國人妻が日本人夫から家庭內(nèi)暴力を受けているケースは、特に珍しくはない。関連統(tǒng)計データによると、中國人女性が日本人の夫から家庭內(nèi)暴力を受ける割合は37．3％に達した。この原因には、経済面での依存、文化面での衝突、法律面での不利にあるのではないか。

最初に、経済上の依存について。中國人妻が経済面で日本人夫に頼っていることは、DVを受ける原因の一つとなり得る。日本では、経済的に自立していない専業(yè)主婦の女性がまだまだ多い。在日中國人女性は、言葉や技能上の問題から正社員の職を得ることは難しく、家庭で夫を支え育児に専念することになり、経済的には完全に日本人夫に依存する形となる。不景気になるにつれて、日本人男性を襲う仕事上のプレッシャーも大きくなり、多くの日本人夫は中國人妻を「仕事の憂さを晴らす」対象としてしまう。このほど殺害された張華（ジャン?ホア）さんは結(jié)婚以來、外で働いたことはなく、典型的な専業(yè)主婦だった。

次に、文化面での衝突について。日本には男尊女卑思想が今もなお根強い。一方、中國では新中國の誕生以來、女性は社會において“天の半分”を擔(dān)ってきた。男女平等に対する中國人女性の意識は日本人女性よりはるかに強く、彼女らに日本人女性と同様、夫に服従することを求めるのは確かに難しい。このような違いから、多くの日本人夫は中國人妻を「女性らしさに欠ける」と感じ、中國人妻の方は日本人夫が「亭主関白」だと感じてしまう。この問題がうまく解決されないままでいると、日本人男性は暴力という手段に出ることがある。これもまた、在日中國人女性がDVの被害者となりやすい主因のひとつとなっている。

最後に、法律面での不利がある。今のところ、在日中國人に対する日本政府の対応姿勢は「管理」が主體で、その権利を守る法律法規(guī)は存在しない。さらに、中國人が絡(luò)む事件が発生した場合は司法機関の法律執(zhí)行力が不足していることから、在日中國人女性はDVを受けても法的な後ろ盾が無く、泣き寢入りするケースが多い。昨年11月、DVを受けたある中國人女性が日本の警察に助けを求めたが、警察側(cè)は事実調(diào)査に乗り出すよりも前に、彼女の在留資格を調(diào)べる始末だった。そして、彼女の在留資格が期限切れだと分かるや否や、彼女を収容すると同時に、帯同した子供を児童保護施設(shè)に引き渡した。このような現(xiàn)狀のもと、多くの中國人妻は日本人夫から暴力を受けても、黙って耐えるしかない。

日本政府は數(shù)年前より國際化推進を繰り返し強調(diào)し、日本の魅力を海外にアピールしてきた。それが功を奏し、日本を訪れて親日家となる外國人も増えた。しかし、日本に住む外國人女性の合法的な権利さえも十分に保護されない情況において、何をもって日本の魅力と言うのか。在日中國人女性の立場から見ると、鉄を打とうにも、その鉄がまだ硬すぎて打てないのが日本の現(xiàn)狀だ。しかし、そのような狀況でも、日本に來た以上は日本社會に積極的に溶け込み、経済的自立を?qū)g現(xiàn)し、不法な権利侵害を受けた場合は中國人団體など各方面に支援を求めるべきだ。決して泣き寢入りしてはならない。（編集/愛玉）