國民の身長からみる、戦後日本の発展と中國の疲弊―中國コラム

Record China    2018年5月13日(日) 0時40分

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中國版ツイッター?新浪微博に9日、「中國の男性が日本の男性より背が低い秘密」と題したコラムが掲載された。寫真は都內。

中國版ツイッター?新浪微博に9日、「中國の男性が日本の男性より背が低い秘密」と題したコラムが掲載された。以下はその概要

中國國家衛(wèi)生?計畫生育委員會が2015年に発表したデータによると、2012年時點で中國の18歳以上の男性の平均身長は167.1センチだった。

これに近いデータでは厚生労働省?健康局の「平成25年、26年國民健康?栄養(yǎng)調査報告」が比較の対象とされることがある。この報告では、18歳以上の日本の男性の平均身長は2013年で168.8センチ、2014年は169.5センチだった。統(tǒng)計を行った機関や対象者、時期などでデータに違いが生じ、中には日本より中國の成人男性の方が平均身長が高いというデータもある。いずれにしても、日中の平均身長は大差ないというのが共通點だ。

かつては中國で背が低いイメージがあった日本人だが、実際に日本に旅行してみると、実は中國人と余り変わらないことに気が付く。

1800年代清朝の時代では、中國人は日本人の男性より大分身長が高かったといわれている。かつては中國に大きな差を付けられていた日本人が今では大差ないまでに差を詰めているのはなぜか。大きな要因は體質の改善だと考えられる。

戦後の日本は米國の援助もあり、學校の給食に脫脂粉乳を取り入れるなど児童の體質改善を進めた。その後日本の給食は栄養(yǎng)バランスが良いものへと発展し、日本の飲食習慣も大きく変化した。ご飯が主食だった伝統(tǒng)的な食習慣に加え、パンやファストフード、外國の肉料理などが普及し日本の食の一部に定著した。栄養(yǎng)をバランスよく摂取してきたことで、日本人の身長は伸び続け、中國に追いついたのだ。

一方の中國は、第二次世界大戦後の內戦や文化大革命などで疲弊し、飢餓と貧困に見舞われた。中國人の身長が日本人や韓國人に及ばないのは、こうした歴史が大きな要因の1つとなっている。(翻訳?編集/內山)

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