2012年3月29日、チャイナフォトプレスは中國(guó)の密輸の現(xiàn)狀について伝えた。密輸というと一般的には、電子製品や文化財(cái)、自動(dòng)車、麻薬などを思い浮かべるものだが、中國(guó)では近年家畜や肉製品の密輸が増加している。

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雲(yún)南省昆明市の稅関當(dāng)局の統(tǒng)計(jì)によると、2011年の密輸摘発件數(shù)は82件で、冷凍肉製品1110．48トンを押収した。摘発総額は1681．46萬(wàn)元に上り、前年よりそれぞれ1．2倍、2．4倍、4．5倍の増加だという。

背景には中國(guó)國(guó)內(nèi)の肉製品価格の高騰がある。2011年11月時(shí)點(diǎn)の中國(guó)の豚肉価格は、1kgあたり17元（約220円）で、米國(guó)の1．79倍だった。そのため利益に目がくらんだ輩が密輸に走っている。

これらの密輸は中國(guó)の市場(chǎng)や経済に悪影響を與えるだけでなく、食の安全を脅かす。関係部署は摘発を強(qiáng)化しているが、摘発された案件は密輸全體の氷山の一角だという。これらの密輸品は國(guó)內(nèi)市場(chǎng)に流入し、最終的には國(guó)民の食卓に上る。密輸品の判別はほぼ不可能に近く、國(guó)境近くの雲(yún)南省の町に住む人は、密輸品を多く口にしている可能性が高いという。

家畜の密輸者たちが好んで使う手法は、國(guó)外で調(diào)達(dá)した家畜を中國(guó)國(guó)內(nèi)に運(yùn)送した後、現(xiàn)地の家畜と混ぜて飼育し、買い手と取引するというもの。

また密輸者に中には、密輸品運(yùn)送のために20?30kmの道を舗裝する者もいる。さらに法律のグレーゾーンをついたケースや強(qiáng)気の態(tài)度で當(dāng)局関係者を脅迫するケースも発生している。（翻訳?編集/內(nèi)山）