2018年5月12日、獨(dú)國(guó)際放送ドイチェ?ヴェレ（中國(guó)語電子版）は、6月12日に開催される初の米朝首脳會(huì)談に関連し、北朝鮮の金正恩（キム?ジョンウン）朝鮮労働黨委員長(zhǎng)の専用機(jī)は「開催地のシンガポールまで飛べるのか」とする記事を掲載した。

金委員長(zhǎng)は今回、ソ連製の専用旅客機(jī)「イリューシン62」でシンガポールへ向かう見通しだ。ソ連初の本格的な長(zhǎng)距離用旅客機(jī)で、1970年代に製造されたとみられる。米専門家によると、今月中國(guó)で行われた中朝首脳會(huì)談で、大連へ向かったのは初の試験飛行。シンガポールへは貨物機(jī)1機(jī)も同行するとされている。

平壌からシンガポールまでは約4700キロ。イリューシン62の最長(zhǎng)飛行可能距離は約1萬キロで、十分に飛べるはずだ。しかし、機(jī)內(nèi)には委員長(zhǎng)専用車のほか、専用のトイレなどさまざまな設(shè)備を積み込む上、ボディーガード10人らも同乗するため、飛行可能距離が大幅に短縮される。途中でベトナムなどの友好國(guó)に降機(jī)?給油する必要が出る可能性がある。

韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)府の関係者によると、米國(guó)は當(dāng)初スイスのジュネーブでの開催を検討していたというが、北朝鮮の旅客機(jī)が可能な飛行時(shí)間?距離を考慮し、シンガポールに落ち著いたという。また、米朝両首脳の宿泊先など、解決が必要な課題も多い。（翻訳?編集/大宮）