2018年5月11日、獨(dú)國際放送ドイチェ?ヴェレ（中國語電子版）によると、北朝鮮に拘束され、ポンペオ米國務(wù)長官の訪朝に合わせて米國人3人が解放されたことを受け、韓國の拉致被害者家族の間に期待が高まっている。

韓國當(dāng)局のデータによると、北朝鮮には韓國人3835人が拉致され、連行されたとされ、家族らは一貫して解放を求めてきた。15年までに多くが脫北し、帰國に成功しているが、なお500人以上が拘束されたままだ。文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)就任以降の南北関係改善を受け、家族の間に解放への期待が高まっている。

父親が北朝鮮に拉致された黃仁哲（ファン?インチョル）さんも、解放と再會(huì)を待つ一人だ。1969年12月、韓國の放送局に勤めていた黃さんの父は、出張でソウル行きの旅客機(jī)に乗っていた。しかし、機(jī)體は突然北朝鮮の元山市に著陸。機(jī)內(nèi)に北朝鮮の工作員が同乗しており、乗客50人がそのまま北朝鮮に拉致された。その後、39人が帰國したが、殘る人々は北朝鮮の説明によると「殘ることを希望している」といい、今も帰らぬままだ。

2歳の時(shí)に父と別れた黃さんは、人生のほとんどを父の解放を求める活動(dòng)に費(fèi)やしてきた。12年に父は脫北して中國へ逃れようとしたが、寸前で核実験により國境が閉鎖され、失敗に終わった。父の消息を得たのは16年が最後という。（翻訳?編集/大宮）