Record China 2018年9月19日(水) 8時50分
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モバイル決済は中國では急速に普及し、日常生活のあらゆる場面でなくてはならない支払い手段になっているが、日本ではほとんど普及していないと中國メディアが伝えた。
2018年9月17日、モバイル決済は中國人の間で急速に普及し、日常生活のあらゆる場面でなくてはならない支払い手段になっている。環(huán)球網(wǎng)が伝えた。
モバイル決済が普及することで偽札の問題は大幅に減り、紙幣の破損といった現(xiàn)金の損傷も減少するが、世界的に見ればまだまだ普及は進んでいない。
こと日本では現(xiàn)金やクレジットカードでの支払いが好まれる傾向は強い。モバイル決済には欠かせないQRコードは日本で開発されたにもかかわらず、モバイル決済そのものの導入はあまり進んでいない。日本と中國でなぜこれほどの違いが生じているのか。
記事は、日本ではプライバシー保護が重視されていることを理由の一つとして挙げている。ネットを閲覧すると、消費や行動に合わせた商品がバナー広告として表示されるが、モバイル決済を利用すると個人的な行動がいっそう追跡されやすくなる懸念がある。
また、クレジットカードがすでに広く利用できることも、モバイル決済の利用が進まない理由の一つだという。スマートフォンを取り出し、決済アプリを開き、スキャンし…という手間はクレジットカードにはなく、十分便利に使える環(huán)境が整っている。
モバイル決済の導入は將來的には確実な流れではあるが、セキュリティーやプライバシー保護の懸念がクリアされればいっそう普及が進むはずだと記事は伝えている。(翻訳?編集/岡田)
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