2012年3月27日、米紙ウォール?ストリート?ジャーナルは、中國(guó)の経済的な発展がアジア各國(guó)にもたらした影響の変化について論じた。30日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)の急激な経済成長(zhǎng)はアジア各國(guó)にどのような影響をもたらしたのか？過(guò)去10年間で、その答えには大きな変化が生じている。

90年代後半、アジア各國(guó)は中國(guó)を脅威とみなしていたが、アジア経済の原動(dòng)力であった韓國(guó)やタイが通貨危機(jī)によって深刻な影響を受け、中國(guó)と競(jìng)合する能力を失った。しかし、経済が回復(fù)するにつれ、中國(guó)の部品や一次産品などに対するニーズによって各國(guó)が経済的メリットを享受するようになった。日本や韓國(guó)は中國(guó)への輸出が増加し、10年前と比べて貿(mào)易黒字が大幅に増加した。

一方、東南アジア諸國(guó)の事情はやや複雑だ。これらの國(guó)の天然資源や労働力は中國(guó)と似ており、補(bǔ)完し合う種類(lèi)のものではない。90年代後半は中國(guó)に対して貿(mào)易赤字を記録していたが、その後黒字に転換、現(xiàn)在は再び弱い立場(chǎng)に陥っている。これらの國(guó)は安価な労働力は提供できるが、先進(jìn)の技術(shù)を提供できないため、中國(guó)から享受できる経済的メリットが大きくないからだ。

中國(guó)政府は90年代中頃以降、積極的な投資やインフラ整備、労働者の技術(shù)水準(zhǔn)向上などにより、労働生産性を毎年10?15％程度高めてきた。中國(guó)の労働コストは年々著しい上昇を示しているが、労働生産性向上のペースがこれを上回っているため、世界各國(guó)は依然として中國(guó)を加工工場(chǎng)として選択している。中國(guó)の単位當(dāng)たりの労働コストの引き下げが東南アジア諸國(guó)に大きな圧力を與えている。

労働コストの上昇は中國(guó)の相対的な実力を目減りさせない。逆に、急騰するエネルギー価格や複雑に分散する産業(yè)チェーンが原因で、東南アジア各國(guó)は中國(guó)にさらに多くのビジネスを奪われることになるだろう。（翻訳?編集/HA）