2012年3月30日、コンサルティング企業(yè)インターチャイナの調(diào)査によると、中國(guó)企業(yè)による海外企業(yè)の買収は、全體の7割が失敗していることが明らかとなった。米華字ニュースサイト?多維新聞が伝えた。

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今、中國(guó)企業(yè)は「走出去」（海外進(jìn)出）の意欲を高めている。中國(guó)商務(wù)部の推計(jì)によると、2016年には対外投資額は5600億ドル（約46兆1000億円）に達(dá)する見通しだ。以前は大型國(guó)有企業(yè)の海外進(jìn)出が目立ったが、現(xiàn)在では地方の國(guó)有企業(yè)や民間企業(yè)も積極的に海外投資を進(jìn)めている。

しかしその意欲とは裏腹に海外企業(yè)買収の成果は芳しくない。失敗率は70％を超えているという。歐米企業(yè)の失敗率は40％程度。その差は歴然だ?！负Ｍ馄髽I(yè)の買収といっても、実際には海外展開が目的ではなく、技術(shù)不足を補(bǔ)ったりブランド力を高めることが目的のケースが多いため」とインターチャイナの陳建剛（チェン?ジエンガン）氏は失敗の理由を分析する。

問題は他にもある。買収した企業(yè)の価値を向上させられるかどうか慎重に検討せず、規(guī)模の拡大を目的としたむやみな買収が多いこと。そして現(xiàn)地の法律を理解していないことも要因となっている。

その典型がTCLの失敗だ。03年、中國(guó)家電大手のTCLは仏トムソンと共同でTCLトムソン電子有限公司（TTE）を設(shè)立したが、赤字が続いた。ところが10年に生産を擔(dān)當(dāng)した管財(cái)人から顧客の不當(dāng)な移管、雇用保護(hù)の不履行を訴えられた。最終的に1160萬ユーロ（約12億7000萬円）超を支払い和解する事態(tài)となった?，F(xiàn)地の法律を理解しなかったことが損失につながったとインターチャイナは指摘している。（翻訳?編集/KT）