2012年3月31日、米紙クリスチャン?サイエンス?モニターは、米國が抱える外交上の6つの試練について報じた。1日付で環(huán)球網が伝えた。

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記事は、次期大統(tǒng)領が現(xiàn)職のオバマ大統(tǒng)領でも、共和黨のロムニー前マサチューセッツ州知事でも、中國、ロシア、アラブ世界、イラン、北朝鮮、パキスタンの6カ國?地域が米國にとって外交上の試練になっていると指摘する。

1、中國―目覚ましい経済発展により、米國の「世界のリーダー」の座が危うくなっている。海軍の巡回水域も拡大を続けており、米國の制海権まで脅かされそうな勢い。

2、ロシア―対米強硬派のプーチン氏が大統(tǒng)領に當選。今後4年間はシリア情勢やイランの核問題で、協(xié)力を求めていくことになるだろう。

3、アラブ世界―この地域を激震させた政変の數(shù)々を米國は理解できるだろうか。次期大統(tǒng)領はこの地域に言論の自由、自由選挙、司法権の獨立を呼び掛けていくべきだ。

4、イラン―今後4年間、誰が大統(tǒng)領になっても米國にとっての「時限爆弾」であることは間違いない。イランに対する非軍事圧力を強化し、核開発を阻止していくしかないだろう。

5、北朝鮮―新指導者?金正恩（キム?ジョンウン）氏がうそ偽りなく誠実に好戦的な考え方を捨て、米國の食糧支援を得るつもりがあるかどうか、次の大統(tǒng)領は良く見極める必要がある。

6、パキスタン―國際社會の経済援助が必要なパキスタンに対し、米國はいつでも巨額の援助をする準備がある。ただし、テロ対策への協(xié)力が不可欠だ。（翻訳?編集/NN）