2018年5月16日、聯(lián)合ニュースなど複數(shù)の韓國メディアによると、板門店（パンムンジョム）で同日開かれる予定だった南北閣僚級會談が北朝鮮からの突然の無期延期通知によって失敗に終わり、韓國政府は戸惑いを隠せずにいる。

北朝鮮は16日午前0時30分ごろ、閣僚級會談の北朝鮮代表団団長の李善権（リ?ソングォン）祖國平和統(tǒng)一委員會委員長名義で送った通知で米韓大規(guī)模連合空中訓(xùn)練「マックスサンダー」を問題視し、會談を無期延期すると伝えたという。

韓國統(tǒng)一部は同日未明、北朝鮮から會談中止が通知された後、閣僚級會談の韓國側(cè)首席代表である趙明均（チョ?ミョンギュン）長官をはじめとする幹部らが、ほとんど寢ずに今後の対策などを議論したことを明らかにしたそうだ。韓國政府は統(tǒng)一部や國家情報院など関連省庁を中心に、北朝鮮が突然會談を中止とした背景を分析し、韓國としての立場を整理しているという。統(tǒng)一部當局者は「政府の立場は関係省庁の協(xié)議を経て発表する予定」と説明しているとのこと。

この報道を受け、韓國のネットユーザーからは5000件に迫るコメントが寄せられており、この問題への関心の高さがうかがえる。コメント欄には「また始まった」「最初に會談を通知してきた時からキャンセルを前提としていたに違いない」「何度だまされたら気が済むのだ」「いつもながら、北朝鮮のやることにはあぜんとさせられる」など、北朝鮮を批判する多くの意見が並んだ。

また「ここまで來たら、だまされる韓國の方が悪く思えてきた」との意見も。その他「訓(xùn)練だけで會談を無期延期する北朝鮮だ。在韓米軍の撤収問題はどうやって解決するのか」とさらに困難な問題があることを指摘するコメントもあった。（翻訳?編集/三田）