2018年5月16日、北朝鮮の朝鮮中央通信が同日の南北閣僚級(jí)會(huì)談への出席を中止すると報(bào)じた問(wèn)題をめぐり、中國(guó)?環(huán)球時(shí)報(bào)は専門(mén)家から「想定外の事態(tài)ではない」との指摘が出たことを伝えた。

朝鮮中央通信は16日、米韓が11日に始めた軍事演習(xí)に強(qiáng)い反発を示し、同日開(kāi)催予定の南北閣僚級(jí)會(huì)談への不參加を表明した。さらに、來(lái)月12日の米朝首脳會(huì)談に関しても「運(yùn)命について熟考を」と警告している。

北朝鮮のこうした動(dòng)きについて、遼寧社會(huì)科學(xué)院の南北問(wèn)題専門(mén)家、呂超（ルー?チャオ）氏は「想定外の事態(tài)ではない。米國(guó)が半島情勢(shì)を主導(dǎo)しようと試みる中、北朝鮮は行動(dòng)をもって米國(guó)の思うがままにされるのを拒否したのだ」と分析しており、同氏は北がこのような態(tài)度を取った主な原因は米國(guó)にあると指摘する。

「自信過(guò)剰な米國(guó)が情勢(shì)を見(jiàn)誤った」というのが呂氏の見(jiàn)解で、「米韓の大規(guī)模な軍事演習(xí)と制裁によって北朝鮮は態(tài)度を変えたと米國(guó)は考えた。この考えに基づいて演習(xí)を行ったわけだが、この時(shí)宜にかなっていない決定は間違いなく北朝鮮の不満を引き起こした」と説明。また、北朝鮮の核兵器をめぐるボルトン大統(tǒng)領(lǐng)補(bǔ)佐官（國(guó)家安全保障擔(dān)當(dāng)）の発言を例に挙げて「発言を耳にした北朝鮮が強(qiáng)硬な対応をすることは理解できる」と指摘し、「米朝首脳會(huì)談の予定通りの開(kāi)催に影響は及ばないだろうが、両國(guó)は事前に意思の疎通を深める必要がある」との考えを示した。（翻訳?編集/野谷）