2018年5月16日、中國(guó)メディア?新浪科技は「日立製作所の洗濯機(jī)にまた問(wèn)題発生、日本家電の復(fù)活は困難？」と題する記事を掲載。中國(guó)市場(chǎng)監(jiān)督管理総局による電気?電子製品の抜き取り検査の結(jié)果を伝えた。

今回の調(diào)査では、IH調(diào)理器の不合格率が45％と、対象商品の中でワースト1となった。そのほか、液晶ディスプレイ、スキンケア?ヘアケア用品、圧力鍋、家庭用洗濯機(jī)の不合格率がいずれも20％を超えたという。

記事によると、家庭用洗濯機(jī)の調(diào)査では54のメーカーが対象となり、感電防止部品、入力電力と電流、強(qiáng)度、構(gòu)造、電源接続と外部コード、すすぎ性能、洗浄度、電磁妨害（EMI）等の項(xiàng)目で不合格が見られた。日系の上海日立は電磁妨害の項(xiàng)目が不合格となったという。洗濯機(jī)に関して、電磁妨害の対策が取れていないと、使用中の安定性とパフォーマンスに影響が出る。長(zhǎng)期にわたって改善されなければ、洗濯機(jī)の壽命の短縮につながるという。

記事は「日立が品質(zhì)トラブルに陥るのは今回が初めてではない」と指摘?！附辍⑷樟⒀uのエアコン、洗濯機(jī)、冷蔵庫(kù)、炊飯器、空気清浄器のいずれにも品質(zhì)上の問(wèn)題があると明らかになっており、今回の検査もこの一例である」とした。記事では「かつての日本家電メーカーの巨頭が中國(guó)市場(chǎng)で急速に落ち込んでいる」と表現(xiàn)されている。

記事は最後に「日本家電メーカーの巨頭が、こんなにも品質(zhì)問(wèn)題を引き起こす原因は何だろうか？」と疑問(wèn)を提起した上で、「家電市場(chǎng)は世界的に競(jìng)爭(zhēng)が激化しており、日立はすでに競(jìng)爭(zhēng)力を失ってしまった。現(xiàn)在、日立は主要業(yè)務(wù)をエレベーターやその他工業(yè)製品にシフトしており、主な収入源としている。日本の本社でも家電業(yè)界への関心は非常に低く、家電製品の技術(shù)、研究開発、イノベーションへの投資も少なくなっている」と分析した。（翻訳?編集/山口）