2018年5月16日、韓國(guó)?KBSによると、韓國(guó)では昨年8月、生理用ナプキンから発がん性物質(zhì)が検出されたとのニュースが大きな波紋を呼んだ。その後、食品醫(yī)薬品安全処（食薬処）が実験を行い「安全性に問(wèn)題はない」と発表したことで騒動(dòng)は一段落となっていたが、今回、食薬処の実験過(guò)程に問(wèn)題があり、安全性が擔(dān)保できないことが発覚した。

記事によると、昨年の食薬処の実験は発がん性物質(zhì)であるベンゼンやヘキサンなどの揮発性有機(jī)化合物の検出を中心に行われた。その際、食薬処は市場(chǎng)に流通している生理用ナプキンを小さく切って実験した結(jié)果、どの製品からも人體に有害となる量は検出されなかったと発表していた。

しかしKBSが入手した食薬処の內(nèi)部資料には、発表と違う結(jié)果が記されていたという。発表ではベンゼンやヘキサンなどの有害物質(zhì)がほとんどの製品で「不検出」となっていたが、資料には検出されたことを示す「○」が記されていた。2つの実験の違いは「試料の重さ」で、発表時(shí)の試料（生理用ナプキン）は0．1グラム、一方でKBSが入手した?jī)?nèi)部資料の試料は0．5グラムだという。これについて記事は「なぜ有害物質(zhì)の検出が少ない実験結(jié)果のみを発表したのか疑問(wèn)だ」と指摘している。生理用ナプキン1個(gè)の重さは約5グラムで、0．1グラムの試料は50分の1に過(guò)ぎないという。試料の量が少ないと、有害物質(zhì)の検出確率も當(dāng)然下がることになる。

さらに記事は、試料の採(cǎi)取過(guò)程も問(wèn)題視している。生理用ナプキンをはさみで切った場(chǎng)合、揮発性の高い有害物質(zhì)が放出してしまう可能性があるという。

韓國(guó)では今も生理用ナプキンによる副作用を訴える聲が相次いでおり、食薬処の実験結(jié)果に対する疑問(wèn)の聲も強(qiáng)まっている。

この報(bào)道に対し、韓國(guó)のネットユーザーからは「政府の発表は信じられない。大統(tǒng)領(lǐng)は変わったけれど、その他は以前のまま」「いつものこと。最初から信じてない」「0．1グラムだけ使う人などいない。全體をテストするべき」「食薬処の関係者を全員処罰し、正確な結(jié)果を発表してほしい」など政府に対する否定的な聲が寄せられている。また、「外國(guó)の製品を輸入しよう。韓國(guó)企業(yè)はお金のことしか考えていないから」と製品を製造する企業(yè)への厳しい聲も。

その他にも「國(guó)産の製品不買(mǎi)運(yùn)動(dòng)を始めよう」「その論理でいくと、使用前に扇風(fēng)機(jī)の風(fēng)に當(dāng)てれば大丈夫ということ？」などさまざまな聲が寄せられており、波紋はさらに拡大している。（翻訳?編集/堂本）