2012年4月4日、英紙フィナンシャル?タイムズは、中國で留學(xué)ブームが若者の価値観の変化を促進(jìn)していると指摘した。6日付で中國新聞社が伝えた。

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中國人留學(xué)生の數(shù)は過去2年間だけで62萬人にも達(dá)した。この數(shù)は78年に中國が留學(xué)制度を再開させてからの留學(xué)生総數(shù)の4分の1に當(dāng)たる。同時(shí)に、それまで名門大學(xué)の卒業(yè)生が大多數(shù)を占めていた留學(xué)生の構(gòu)成に変化をもたらした。公式データによると、今年、大學(xué)院生として米國への留學(xué)を申請した人數(shù)は前年比18％増だったが、卒業(yè)前に米國留學(xué)を申請した人數(shù)は同43％増だった。

一人っ子政策の実施から30年以上が経過し、多くの中國人家庭で子供が1人だけとなった現(xiàn)在、子供の最も有望な前途は留學(xué)によって開かれると認(rèn)識する親が増加している。同時(shí)に、多くの家庭が留學(xué)の経済的負(fù)擔(dān)に耐えられるようになってきている。

河北省石家莊市のある高校では、昨年の卒業(yè)生600人のうち、すでに10％が留學(xué)している。こうした狀況を踏まえ、現(xiàn)在同校では卒業(yè)後に留學(xué)を希望する學(xué)生向けの特別クラスを編成し、すでに30人が在籍している。ある女子學(xué)生の親は「元々、女の子が米國へ留學(xué)することなんてできないと思っていたが、現(xiàn)在は考え方を変え、留學(xué)させる準(zhǔn)備をしている」と話す。

ノッティンガム大學(xué)と清華大學(xué)が共同で実施した英國の中國人留學(xué)生に対する調(diào)査によると、中國人留學(xué)生は留學(xué)當(dāng)初は生活習(xí)慣や教育スタイルに慣れず、歐米諸國の學(xué)生との交流も少ないが、數(shù)年後には大部分が「留學(xué)中のこの數(shù)年間が自分の人生を変えた」と認(rèn)識し、以前とはまったく異なった価値観を持って帰國するという。

調(diào)査に関わった擔(dān)當(dāng)者は「中國人は単一の文化の中で生活しているが、留學(xué)が異文化の中で生活する人々に対する理解を手助けし、相互の共通性を発見させる」と分析する。ある中國人學(xué)生は「多くの中國人が海外へ出て改めて自身を見つめ直すことによって、中國と外部世界の関係はより正常になる」と語っている。（翻訳?編集/HA）