2018年5月20日、韓國?アジア経済は「為替差益を狙った金塊密輸の活発化に伴い、韓國が密輸者の聖地になっている」と伝えた。韓國の空港や灣港が、香港で買った金塊を日本に持ち出す密輸ルートとして利用されているためだという。

記事によると、韓國の主婦たちの間では最近、「簡単なお使いをする條件でただで日本に家族旅行に行ける」との話が出回っている。“簡単なお使い”とは金塊の密輸で、韓國の空港の乗り継ぎ區(qū)域で金塊を受け取り、下著や靴の中に隠して日本の空港で降り、そこで待機(jī)する密輸業(yè)者に渡すとの內(nèi)容だという。主婦たちは「子どもと一緒に行動(dòng)すれば稅関に疑われる可能性が低い」「特殊な技術(shù)でつくられた下著や靴を身に付ければ絶対にばれることがない」などと説明を受けているそうだ。

記事は「稅金が課されない香港から入ってきた金塊を日本に密輸するケースが増えたことで、部外者の韓國が金塊密輸の天國に転落した」と伝えている。日本政府が香港発の飛行機(jī)の乗客に対する監(jiān)視を強(qiáng)化したため、密輸業(yè)者らは韓國を経由し始めたという。香港発の飛行機(jī)に比べて監(jiān)視が緩い上、空港內(nèi)の乗り継ぎ區(qū)域は國內(nèi)法の適用?処罰が難しいとの點(diǎn)が悪用されたという。

さらに記事は「日本政府の消費(fèi)稅引き上げも原因」と説明。日本が14年に消費(fèi)稅を5％から8％に引き上げたことで金の相場が急騰し、為替差益を通じたマージン率も上昇したという。金塊密輸の摘発件數(shù)は12年には9件だったが、14年には23件と2倍以上に急騰、さらに昨年（8月基準(zhǔn)）は95件に上ったそうだ。

韓國で金塊の密輸組織は全國に點(diǎn)在しており、仁川（インチョン）だけでも5カ所以上が確認(rèn)されているという。組織関係者は旅費(fèi)の負(fù)擔(dān)と高額報(bào)酬を條件にネット上で求人広告を出し、一般人を密輸犯罪に引き入れていたが、最近は取り締まりが強(qiáng)化されたため、知人を通じた紹介との方式をとるようになったそうだ。

韓國関稅庁関係者は「稅関も金塊密輸を根絶させるため取り締まりを強(qiáng)化している」とし、「免稅區(qū)域で稅関の監(jiān)視を強(qiáng)化することは現(xiàn)実的に難しいため、適切な代案を検討している」と説明したという。

この報(bào)道に、韓國のネットユーザーからは「日本旅行のためならそんな危険も冒せるの？」「これは韓國國民の意識の問題。意識を変えなければ利用され、犯罪の奈落に突き落とされる」「家族旅行で犯罪だなんて、良心はないの？」「韓國國民はタダに弱過ぎる」「日本の犯罪植民地になっている」など驚きや懸念の聲が相次いでいる。

また「厳しい國際法を適用し、外國の刑務(wù)所で罪を償わせるべき」「簡単なお使いでも懲役5年は科してほしい」など厳しい処罰を求める聲も多く見られた。（翻訳?編集/堂本）