2018年5月21日、環(huán)球網(wǎng)によると、歐米で物議を醸した出會い系サイトが中國に進出し、サービスを展開していることが分かった。

問題視されているのは、「シーキングアレンジメント」というマッチングサイト。一般的なマッチングサイトは結(jié)婚や戀愛の相手を見つけることを目的としているが、このサイトはパトロンや愛人を見つけることに特化しており、いわば売春目的を公然とうたったサイトだという。

米メディアによると、サイトに登録している人は500萬人に達(dá)し、そのうち200萬人は在學(xué)中の學(xué)生で、性的関係と引き替えに學(xué)費や生活費の支払いを求める。利用者が最も多いのは米國で、カナダや英國、豪州などが続く。

創(chuàng)始者はシンガポール出身の中國系で、マサチューセッツ工科大學(xué)（MIT）卒業(yè)のMBAビジネスエリート。取材に「経済的に困難な若い女性がお金持ちに囲われるのは幸福なことであり、サービスには何の問題もない」と話している。

そして、このサイトはネット規(guī)制の厳しい中國にも堂々進出している。多くのアプリでリンクされ、中國版LINE「微信（ウィーチャット）」の公式アカウントも取得済み。政府工商部門にも登記され、所在地は上海市の自由貿(mào)易區(qū)となっている。

中國版サイトは、提供するのは「オンライン上のクリーンな出會いだけ」とうたっているが、性犯罪の溫床になる恐れがある。政府が早急に介入し速やかに調(diào)査した上で、こうした悪質(zhì)なウェブサービスが中國國內(nèi)に入り込まないように対策を講じるべきだと記事は訴えている。（翻訳?編集/岡田）