2018年5月22日、米華字メディア?多維新聞は、中國企業(yè)が南太平洋の島に進(jìn)出することで、米國とオーストラリアに緊張が走っていると報(bào)じた。

記事は、豪紙シドニー?モーニング?ヘラルド電子版の19日付報(bào)道を引用。中國のコンクリート製造會(huì)社が仏領(lǐng)ポリネシア政府との間でティケハウ環(huán)礁の水産プロジェクトで合意に達(dá)したことを伝えた。

仏領(lǐng)ポリネシア政府の発展擔(dān)當(dāng)大臣は「この會(huì)社は最初の10年間で15億米ドル（約1660億円）を投じ、現(xiàn)地に1000人余りの雇用を創(chuàng)出することを約束した」とコメントしている。記事は、「豪政府が主に注目しているのは、この企業(yè)が空港のレンタル契約を結(jié)び、中國政府に太平洋の戦略的立腳點(diǎn)をもたらしたかどうかだ」と報(bào)じているという。

この中國企業(yè)は34ヘクタールの土地を借り受け、既存の港灣施設(shè)を利用して中國國內(nèi)に水産物を運(yùn)ぶ。プロジェクトがうまく進(jìn)めば、干渉を拡大させるとともに港の拡大を行い、より大きな船が入れるようにする可能性もあるとのことだ。さらに、同環(huán)礁の巨大な漁場(chǎng)はフランス軍が以前使用していた飛行場(chǎng)付近に位置し、飛行場(chǎng)には4キロの滑走路があるという。ただ、仏領(lǐng)ポリネシア政府の高官は「中國に飛行場(chǎng)を貸す契約はしない」とコメントしているようだ。

記事によると、米國防総省の高官は最近、「中國のソフトローンが太平洋諸國に債務(wù)上の圧力を與え、中國政府が太平洋の島に対する影響力を得ている可能性がある」と指摘している。また、豪メディアは「中國による同環(huán)礁プロジェクトは、オーストラリアが太平洋地域における努力をさらに強(qiáng)め、現(xiàn)地の島國にとってのベストパートナーであり続ける必要があることをさらに証明するものだ」と論じているという。（翻訳?編集/川尻）