2012年4月9日、工人日?qǐng)?bào)によると、中國(guó)でネット依存癥が深刻化している。人民網(wǎng)日本語(yǔ)版が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

會(huì)計(jì)事務(wù)所KPMGで働く閻（イエン）さんは、「1日のうち、睡眠時(shí)間を除けばずっとオンラインの狀態(tài)です。パソコンを切ると、そのまま休憩時(shí)間に突入します。仕事に用いるデータはパソコンで処理する必要があるため、著席するとパソコンを立ち上げる習(xí)慣がつきました。実際には、インターネットを利用する必要性はあまりありませんが、ネット中毒にかかったのかもしれません。海南島に旅行に行った時(shí)、インターネットの利用時(shí)間が減りましたが、その數(shù)日間は不安で仕方ありませんでした。何か間違ったことをしたような気がしたのです。インターネットで何をするわけでもなく、ミニブログを更新するのがせいぜいです。あっという間に1日が過(guò)ぎ去り、多くの時(shí)間を無(wú)駄にしてしまいます」と語(yǔ)った。ある調(diào)査では、ネットユーザーの71％が「ネットに依存している」と回答した。IT関連會(huì)社の従業(yè)員の52％は、「パソコンもしくはインターネットを1?2日間利用しなければ、不安感に襲われる」と回答した。

閻さんのような人は少數(shù)派ではない。北京市の中心部?國(guó)貿(mào)に位置するオフィスビルで、20數(shù)名のサラリーマンとOLを?qū)澫螭苏{(diào)査したところ、過(guò)半數(shù)が「ネットから離れられない」と回答した。これに攜帯端末によるネット接続が加わり、人々はデスクでパソコンに支配され、デスクを離れても「親指族」となっている。三里屯の広告會(huì)社で働く朱虹（ジュウ?ホン）さんは、「検索エンジンへの依存が深刻で、文書(shū)を作成する際に思わず検索に頼ってしまい、自分で考えることが少なくなりました」と語(yǔ)った。

「分からないことがあれば百度にきけ」―これは多くのネットユーザーにとっての問(wèn)題解決法となっている。中國(guó)青年政治學(xué)院に通う蕾蕾（レイレイ）さんは、「調(diào)べたいことについてまったく理解していなくても、文字を入力するだけで検索できてしまいます。他にも、漢字をよく忘れてしまいます。簡(jiǎn)単に検索できると考えてしまい、本気になって覚えようとしません」と語(yǔ)った。ネット依存癥について、一部の大學(xué)生の間では交流の障礙が生じている。あるネットユーザーは、「河南省の大學(xué)に通う友人がいますが、毎日ネットに依存し、引きこもっています。一週間前、この友人の擔(dān)當(dāng)教員から電話を受けました。話によると、友人はネットに対する過(guò)度の依存により、現(xiàn)実社會(huì)での交流の機(jī)會(huì)を失い、神経に異常をきたし、精神分裂病にかかったそうです」と語(yǔ)った。

中國(guó)のネット利用者は、毎年10％以上の増加率をキープしており、深刻なネット依存癥にかかる人も少なくない。

キャリアコンサルタントの林少波（リン?シャオボー）氏は、「現(xiàn)代の事務(wù)による環(huán)境がネット依存癥の溫床となっており、本人に自覚癥狀がない場(chǎng)合が多い。人々はバーチャルの世界にこもることにより、仕事と生活のプレッシャーから逃れようとしている。ネットは適度に利用するべきで、依存の自覚癥狀があれば、適時(shí)調(diào)整する必要がある。退勤後は、読書(shū)によりネットに対する依存を斷ち切ることができる。家族や友人と顔を合わせて交流すれば、ネット依存癥にかかる確率を効果的に低減できる」と提案した。また専門(mén)家は、「バーチャルの世界にこもることで、精神的な障礙が生じやすくなり、交流が困難になる。精神病を患えば、事態(tài)はさらに深刻化する。癥狀が甚だしい場(chǎng)合は心理カウンセリングを受けるべきだ」と警鐘を鳴らした。（編集/TF）