博物館を訪れる中國人が増加、原因は中産階級が増えたから？

2007年2月24日に発表された中國國家文物局の統(tǒng)計によると、昨年中國各地の博物館に訪れた見學者は合計1億5000萬人を超えたとのことだ。これは、中國の全人口の1割以上が1年間に何らかの博物館を訪れたことを意味する。

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約20年前の1978年には中國全土の博物館の総計は349館だった。2004年には1552館まで増加し、ここ數(shù)年は急激な増加が見られ、現(xiàn)在は約2300館を數(shù)える。中國政府の計畫では2015年までに中國全土の博物館を3000館まで増やす予定だ。

イギリスのマスメディアはこうした報告を受けて、「これまで中國人は日曜日の午後に博物館で過ごす習慣がなかったが、中産階層が増えるにつれて博物館を訪れる人も増えているのだろう」とコメントしている。