2018年5月22日、米メディアは、「ナイキとアディダスが生産を中國から撤退させ始めた」と伝えた。アジアでの生産業(yè)務(wù)を中國からベトナムへ移転させているという。環(huán)球時報が伝えた。

中國から撤退する外國企業(yè)が増え続けている。その理由はコストの高さだ。アディダスは2017年に靴製品の44％をベトナムで生産。前年と比べ13％増加した。ナイキも靴製品で中國製は32％から19％にまで減らしている。

中國の製造業(yè)は長年にわたってコストの安さと大量生産が特徴だったが、現(xiàn)在は豊富な経験と高い技術(shù)でより高品質(zhì)な製品の生産に変化したことも背景にある。今ではバレンシアガやプラダ、バーバーリーなど有名ブランドの多くが中國に生産拠點を置くようになっている。

記事は、CNNが2016年に「中國の労働力コストは米國よりも4％しか低くない」と指摘。給與の増加ペースが生産率を大きく上回る上、人民元高も進(jìn)んでいることから「中國製造業(yè)は省コストの萬能薬ではなくなる」と伝えていた。

記事は「2年後の現(xiàn)在、CNNの報道は現(xiàn)実となった」とし、「中國で生産すれば低コスト?高利益を?qū)g現(xiàn)できるという考えは過去のものとなっている」と報じた。（翻訳?編集/岡田）