2012年4月10日、中國(guó)青年報(bào)によれば、中國(guó)で橫行している偽イタリア製品を取り締まるため、イタリア政府が専門(mén)チームを中國(guó)に派遣し、注目を集めている。しかし、今のところ目立った成果は上がっていない。

【その他の寫(xiě)真】

偽造品に関わる企業(yè)の反応は様々だが、「問(wèn)題ない」と居直る企業(yè)もあれば、証拠隠滅に忙しくする企業(yè)もあるほか、イタリアそのものを避け「イタリアとは何の関わりもない」と主張する企業(yè)も。北京のある企業(yè)は皮革ブランド「トスカーニ」を展開(kāi)し、イタリアを前面に出してきたが、中國(guó)青年報(bào)などがイタリア政府の偽造品取り締まりを報(bào)じると「トスカーニは國(guó)內(nèi)のブランドで、中國(guó)で登記され、製造も中國(guó)」と方針を180度変えた。中にはウェブサイトを閉鎖してしまった企業(yè)もある。

そうした中、「イタリアデザイン」を売りにし続ける企業(yè)もある。ある企業(yè)はイタリアのブランドを取り込んだとしているが、ブランドはイタリアでは登記されておらず、ただの売り文句に過(guò)ぎないことがわかっている。問(wèn)題が発覚する前に中國(guó)企業(yè)がイタリアで登記したというケースも。

こうした架空のイタリアブランドを騙ったり、イタリア製であると思い込ませるような売り方をしたりする企業(yè)の取り締まりを?qū)熼T(mén)チームは強(qiáng)化したい意向を明らかにしている。イタリア側(cè)からは中國(guó)政府に偽造の疑いのある30ブランドの存在が指摘されているが、中國(guó)側(cè)の取り締まりの管轄が中央にあるのか地方にあるのかという問(wèn)題や、海外でのブランド登録の確認(rèn)、偽造の認(rèn)定などに時(shí)間がかかるなどの問(wèn)題から、取り締まりは前途多難が予想されている。（翻訳?編集/岡田）