2018年5月24日、來月開催予定の米朝首脳會談を前に北朝鮮を2回訪問し、金正恩（キム?ジョンウン）朝鮮労働黨委員長と會談した米國のマイク?ポンペオ國務(wù)長官は、金委員長が非核化に対する見返りとして3つの要求をしていることを明らかにした。聯(lián)合ニュースなど複數(shù)の韓國メディアが伝えた。

報道によると、ポンペオ國務(wù)長官は同日、米下院外交委員會の公聴會に出席し、9日に訪朝し金委員長と米朝首脳會談の目標(biāo)について話した際、金委員長が非核化に対する見返りとして「北朝鮮の體制保障」「平和協(xié)定の締結(jié)」「米國の経済支援」を要求したことを明らかにした。ポンペオ國務(wù)長官は金委員長に、「本當(dāng)の非核化」のために北朝鮮がどのような措置をすべきかについての米國の見解を伝えた。これに対し金委員長は、「そのような目標(biāo)（本當(dāng)の非核化）が達(dá)成された際、民間部門の事業(yè)知識とノウハウの形で、米國から経済的な支援を受けることが重要」とし、世界から北朝鮮體制の保障を受け、最終的な目標(biāo)である平和條約の締結(jié)による南北の停戦狀態(tài)の終息を望んでいることを伝えたという。

ポンペオ國務(wù)長官は13日、米メディア「フォックスニュース」「CBS放送」とのインタビューで、「金委員長と米朝間の交渉が最終的にどうあるべきかについて白熱した議論を行った」とし、「金委員長との対話は専門的であり、金委員長は（米朝首脳會談の）內(nèi)容をきちんと把握していた。北朝鮮の人たちのために自分が何を達(dá)成しようとしているかも理解している」と評価していた。

この報道を受け、韓國のネットユーザーからは「金正恩の自己保身でしかない」「北朝鮮住民が獨(dú)裁體制下で抑圧された暮らしをしているのはあり得ないこと。それなのに體制維持を要求するのはおかしい」「體制の維持は金正恩やトランプではなく、北朝鮮住民が選択すべきこと」など、米朝首脳會談の議題に対する否定的な意見が寄せられている。一方で「米國主導(dǎo)の下、北朝鮮の改革開放は賛成」と肯定的な意見も見られた。

その他「北朝鮮が米國に要求しているのは経済支援ではなく経済封鎖の解除で、體制の保障ではなく敵対政策の中斷だと思う」「経済支援は莫大な費(fèi)用がかかるだろうから、結(jié)局韓國も負(fù)擔(dān)することになる」などとするコメントもあった。（翻訳?編集/三田）